1+1=いくつですか?

「1+1=?」と聞かれたとき、 2と皆さん即座に答えるでしょう。

でも、本当に2ですか?

エジソンは

アメリカの発明王エジソンは子どもの頃、学校の先生が「1+1=2になります。」と教えたとき、こんな質問をしたそうです。

「コップ1杯の水と、もう1杯の水を合わせると、1つになる。どうして1+1=2なのか。」と、

エジソンはオハイオ州に生まれ、小学校に入学するも、授業中には事あるごとに「なぜ?」を連発したため、担任の先生から「君の頭は腐っている」と吐き捨てられたそうです。

でも、数学的に考えれば2となる答えも、別の観点から見ると違った答えが出てきます。その疑問を常に持ち続けたのが、このエジソンではないでしょうか。

雪が溶けると何になる?

あるとき、理科の時間に、先生が「雪が溶けると何になりますか。」とテストに出題しました。当然のことながら答えは『水』です。

ところが、1人の生徒が「春になる。」と答えたそうです。理科の先生は、当然のことながら×を付けたのですが、これが、国語の時間であれば、どうでしょう?

すばらしい、詩的な答えではないですか。

答えは一つとは限らない

このように、一つだけだと思っている答えも一つだけとは限りません。別の観点から考えてみると別の答えがある。そんな場合も少なくありません。

エジソンのように、今ある答えに疑問を持つこと、別の答えを導き出そうとすることも大切ではないでしょうか。

その中から新たな世界が広がる。そんな気がします。