突然ですが中3生の皆さん、今日が何の日か知っていますか。

…そう、今日10月12日(金)はテストのちょうど一ヶ月前なんです。

9月の半ばにテストを終え、やっと一息つきたいところでまたもやテストがやってきます。「もうテストか、早すぎる」なんて声も聞こえてきそうですが、どんなに嘆いてもテストの日は動きません。

いかに早くテストに向けて動き出すか、それが勝負を分けます。勉強ではフライングはし放題なのです。さあ勉強をしようと動き出せたなら半分勝ったようなもの。でもそのときに心がけておくことで勉強の効果が上がるいくつかのコツを紹介しておきたいと思います。

自信たっぷりは危険信号

家や塾などで問題を解いているときに自信を持ってスラスラと解けている。一見すると素晴らしいことにも見えますが、これは危険な状態です。

なぜか?

スラスラ解けているということは、すなわち自分のレベルよりはるかに下のレベルの問題ばかりに取り組んでいることに他ならないからです。

簡単な問題であれ、出来るようになっているか確認することは大事です。ところが、その心地よさに甘え、自分のレベルにあった問題に手を出さずにいれば高得点を取ることは難しいでしょう。

勉強にストレスはつきもの

では、どんな状態で勉強できているのが理想的かといえば、ズバリ「なかなか解けなくてイライラしている状態」です。

たいていの場合、自分には力及ばない圧倒的に難しい問題を目の前にしたら、イライラよりも諦めが先に来ます。

一方で自分の力より少し上のレベルを相手にしているときは、問題を解くのに必要なあと一歩が思いつかずイライラが募ってくるでしょう。

それをこらえて正解・理解にまで到達すればその問題に対しては「できる」状態に仕上がり、より難しい問題にチャレンジ可能な状態になります。いわゆる自信につながるわけですね。

常識的な範囲でのストレスは記憶や理解、成長にとってより効果があることが脳科学等の研究により分かっています。

ですから、勉強をしていてイライラを感じるのは「良い勉強が出来ているサイン」とポジティブに考えるとよいでしょう。

普段は謙虚に、テストでは尊大に

自信を持って勉強に取り組むのはもう一つ欠点があります。

それは過剰に自信を持つあまり、自分のミスを見逃してしまいがちになってしまうところです。

これは「力はあるのに、いまいち点数が伸びきらない人」の共通点です。こうした人の多くは、「自分はミスをするはずがない」と悪気もなく考えていることが多く、実際にミスをしていてもそのミスに気づくことができません。その結果ミスが修正できずに失点をしてしまいます。

思った通りのテストの結果がでなかったとき、「ケアレスミスさえなければ」と反省している人はたいていこのパターンです。

こういったケースを改善するために必要なのは「自分を疑う」意識です。

「本当に自分の力だけでできるか」「なにかミスはしていないか」「なにか勘違いしていないか」「覚えていないことはないか」、こうした慎重な姿勢で普段の勉強をすることはミスを減らすことにつながります。もちろん、「このレベルの勉強で大丈夫か」と意識が向けば、勉強内容のレベルアップにも役立つでしょう。

でも、常に不安な気持ちを抱えている必要はありません。

練習は最悪を想定し、本番は最高を想定する

ここまで来ると自信を持つのはいけないことだと思うかもしれません。しかし、決してそうではないのです。自信を持つべきタイミングはもちろんあります。それは定期テストや入試などの本番です。

テストなどはその経過よりも一点でも多くとる結果が求められます。そうした場で、自分の努力をネガティブに考えてもメリットは何一つありません。

「あれだけやってきたんだから、解けない問題があっても他の人も解けないだろ」「私に解けなかったら誰にも解けないよ」と言った具合に過剰なレベルで自分を信じてください。

本番での不安や緊張はそのひとのパフォーマンスを落とします。であるならば、まるで自分が神様にでもなったかのように自分を信じ切ってしまうのが得策です。

何やら精神論的な話題になりましたが、気持ちと行動は切っても切れない関係にあります。ぜひ、勉強しているときの指標として今回の内容を参考にしてもらえればと思います。

この記事を書いた人

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陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。
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