子どもの希望と保護者の希望

教えている子供と保護者の希望は、かなり異なることがあります。

例えば、宿題、子どもはなるべく少なくしてほしいと思っているが、保護者はなるべく多くやってほししいと思っている。子どもは厳しいのは好まないが、保護者は厳しさを求める。

といった具合です。

保護者の意見ばかり取り入れていると、生徒がやる気をなくしたりすることがあります。しかし、生徒の言い分だけを聞いていると、逆にゆるゆるの指導になってしまいます。

保護者面談で共通認識を

塾での生徒の様子を保護者は知りません。私たちと面談することにより、塾での様子や、学習の状態などを保護者に伝えることができます。

どこができていないのか、どこをどうすればよいのか、などです。

逆に私たち塾側は家庭での様子を知りません。「よく勉強しているのに伸びない。」と言われることがあれば、「家では全く勉強しない。」と言われることもあります。

一番多いのは「携帯ばかりいじっている。」「ゲームばかりしている。」です。

いずれにせよ、保護者は塾での様子を、私たち塾側は家庭や学校での様子を面談を通して知ることができます。

タッグを組む

私たち塾側と保護者側の相互理解ができていると、生徒に対しては最強のタッグになります。

子どもは思っている以上に「親に言われる」ことを嫌います。「親に伝えるよ!」というのが意外と通用します。

保護者と我々塾側がきちんとタッグを組んでいると、子どもたちはそこから逃げ出すことができず、厳しい指導にも耐えることができます。

自ら進んでやるような指導

自ら「ここをやらなければいけないんだ。」と生徒が進んで勉強することが望ましいのですが、なかなか難しいのが現状です。

中学生・小学生はあくまである程度の強制的な指導が必要です。

でも、勉強を進めていく中で、理解したことを褒められていくと、自ずとヤル気につながってきます。

生徒に対する保護者との共通認識を持つことがとても大切なことです。