こんにちはこんばんは、富田です。

本日から春期講習が始まりました。と同時に、エコール学院では新学期の授業がスタートします。

春期講習って、正直メチャクチャ緊張します。どの講習会よりも体験生が多いし、1年のスタートを確実に切るためにやらなければならないことも山のようにあるし、気づいてみたらあっという間に1日が終わりました。

「直し」をカン違いしている子

小学生の体験生を教えると、伸び悩んでいる子が十中八九ブチ当たるのが「直し」。ウチの小学生は間違えた問題を解けるまで何度も直します。苦手な子はここにすごく時間を取られますが、逆に解けないまま帰るという状況は無くなります。だから、手を抜くわけにはいきません。

体験生だったり、入塾した直後の子だったりすると、往々にしてとんでもない「直し」をしてしまいます。

例えば、今日指導した生徒は丸付けをしたあと、答えを開いて見ながら正答を赤鉛筆でノートに「直し」ていました。ちなみに初めて塾に通い始めたわけではなく、転塾をしてきた子です。軽く目眩がします。一体どこの塾が答えを赤で写すことを「直し」と呼ぶのか、小一時間問い詰めたいところ。

ですが、このパターンの子はとても多いのが現実です。なぜなら、だいたいの学校の先生が「直し=答えを写す」という指導をしているからです。

形だけ直しているアリバイを作ったところで、本人は作業をしたから満足をするでしょう。しかし、正しい解き方を知ったわけでも自力で考えたわけでもありません。伸びる要素は何一つありません。まあ、言いたくはありませんがノートと時間とペンのムダです。

とはいえ、今はまともに「直し」が出来ている学院生たちも、新入生として来たばかりのときは大体同じようなものでした。これからの指導次第でいかようにも軌道修正できますから、根気よく指導していきましょう。

では、いったいどうやって「直し」をすればよいのでしょう。春期講習期間中で忙しいこともあり、今回はショートにまとめておきましょう。

伸びる「直し」のコツ

「直し」とは間違った答案を「書き直し」をすることではありません。そこを理解するところがスタートです。

「見直し」は注意点を書き込む

間違ってしまったとき、ミスをした原因を「見直す」ことが肝心です。

さきほどの答えを写して私に指導を受けた子の前に座っていたAくんが正にそれを実践していました。自分の間違えたポイントを赤ペンで書き込んでいたのです。うん、これぞ正しい赤ペンの使い方ですね。

その上で、決して答えを写すのではなく、ちゃんと自力で解き直しをしていました。その流れ、完璧です。

当然のことながらミスをしないのがベスト。しかし、ミスをしたときの自己分析がしっかり出来ていれば、きちんと伸びます。Aくんは算数が大の苦手だったはずなんですけどね、最近はそんな雰囲気は無くなってきました。

「解き直し」は何も見ないで解く

「見直し」が終わったら答えは閉じます。

そして、何も見ずにもう一度解き直すのです。このとき、なぜか多くの生徒が「先生、解き直すときは赤ペンで書くんですか?」と聞いてきますが、君たちは問題を赤ペンで解くのかい?と言いたくなります(まあ言いますけど)。

普通に解くときと同じように、シャーペンなり鉛筆なりで解きましょう。そして、解き終わったら再び答え合わせをします。これがきちんとした「解き直し」です。

解いたばかり、間違えたばかり、見直したばかりの問題なので、解けて当たり前なんですが、それでも解けないまま答えを書いて放置するのとは雲泥の差です。理想を言えば、宿題をやるときにもう一度解き直しておけば完璧ですね。

まとめ

塾に通ったとき得られる最大のメリットは「正しい勉強の習慣が身につく」ことではないでしょうか。勉強の習慣というと、「毎日机に向かうこと」と思ってらっしゃる方が多いでしょうが、ただ単に机に向かって勉強っぽいことをしているだけではなかなか成果が得られません。

ちゃんと「直し」が出来ること、これもよい勉強習慣の1つです。春休みという短い期間ですが、講習を体験して下さったお子さんの勉強習慣を1つでも多く正しい方向に導いていかれるよう頑張ります。

こうやって体験生と比べてみると、日頃ダメ出しばかりしている学院生も捨てたものではないな、と改めて見直してしまいますね。何だかんだ成長しているものですね。

この記事を書いた人

富田 靖之
富田 靖之螢田教室・板橋教室責任者
指導歴20年の理系担当講師。
教室ブログはムダに長文が多い上にコアな内容が多いので、お暇でしたらご覧下さい。
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