平均点の違い

こんばんは、山田です。

前回のブログで、学習直後にやったテストで80点を取れなければ、それは『できない』といいました。
理由は、小学校のテストの平均点が80点~85点だからです。
つまりテストによっては、80点では平均より低い得点ということになります。

では、中学はどうなのか?
100点満点から50点満点に変わる、毎回90点以上ではないけど80点を下回ることはないから中学でも40点は取れるだろう。
そう思い込んでいる方が多くいると思います。
ただ、残念ながら小学校のテストで80点くらいの得点を取っている生徒の場合、中学でテストを受けたら『26点』程度です。
なぜなら、中学校のテストは26点前後が平均点だからです。

26点の理由

128.1857点
これ、何の点数か分かるでしょうか?

これは、中学1年生の第4回定期テスト、5教科合計の平均点です。
5教科の合計なので、これを5で割れば1教科の平均点が分かります。
5で割った数値は『25.6・・・』、だから『26点』が各教科の平均点なんです。

どの中学?いつの?
そんな疑問があるかもしれません。
どの?いつ?ではありません。
これは、4つの中学校の2014年度から2017年度までのデータを集計したものです。
つまり、◯◯中だから関係ないとか、◯◯年度の結果だから関係ないではありません。
これからどの中学に進学する生徒も、全員が関係してくるものです。

すでにお兄ちゃんお姉ちゃんが中学生ならご存知でしょうが、これから長男長女が中学生になるというご家庭は、ぜひこの事実を知って中学のテストに挑んでいただきたいと思います。

小学校と中学校のテストの違い

小学校と中学校でなぜここまでの違いがあるのか。
問題が難しくなる、これももちろんそうだと思います。
ただ、原因はそれだけではありません。
前回、『せめて・・・3ヵ月後に・・・』と書きました。
中学校のテストは、一年間に4回(三学期制は5回)です。
そう、3ヶ月に1回なのです。
小学校のテストのように、単元が終わる毎にやるわけではなく、3ヶ月間に学習した内容をテストします。
したがって、忘れないようにと復習をしておかなければ、3ヶ月前の内容をテストされてできるわけがないでしょう。
小学生がテストに向け2週間も3週間も前からテスト勉強をするということはほぼないと思います。
しかし中学生の場合には、定期テストに向け最低でも2週間前から意識をしなければ太刀打ちできません。
これが、ここまで差がでてしまう原因の1つです。

ところで、じゃあテストの2週間前から勉強して、テストが終わったら勉強しなくていいのか。
それは違います。
人は忘れる生き物なので、使わないとドンドン忘れていきます。
単元テストであればその場しのぎで何とかなりますが、中学校から先の定期テストはそうはいきません。
積み重なっていきます。
1回目の内容は2回目にも出ます。
2回目の内容は3回目にも出ます。
それ以降も同様です。
もっと先の話をすれば、高校入試にも中1の内容は出ます。
つまり、前の内容を忘れないように維持しておかなければならないのです。
また、前の内容が次回以降にも出るということは、『できなかったものをできるようにしておく』といったことも必要です。
しかし、その考えも小学生にはあまりありません。
苦手な単元が終わったからラッキーで終了という生徒が多いのではないかと思います。

保護者が知っておくべきこと

もちろん、今回はテストに向けあまり勉強しなかったから、次はテストの2週間前から勉強するぞと反省してくれる子もいるでしょう。
ただ、前記したように注意しなければならないのは『以前の内容も出る』ということです。
せっかくヤル気を出して取り組み始めても、それまでの内容が分からないままだと残念ながら結果は出ません。
そうなると、悪循環になる可能性が出てきます。
せっかくやったのにあまり結果が良くない『じゃあやらない』です。

そうならないようにするためにも、中学校のテストがどういったものなのか、どのように勉強を進めていけばいいのかといったことを知っておく必要があると思います。
勉強は子供達がやることですが、これは子供達に任せにするのではなく、御父様、御母様の仕事だと思います。

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