みなさんこんにちは、こんばんは陌間です。

英単語アプリ順調に使えているでしょうか。

まだうまく使えていないなという人はもう一度前回の記事を見てその通りにやってみてください。

さて、その英単語アプリにも関わることですが、今回のテーマは暗記です。

暗記、これほど人によって得手・不得手が分かれるものもないでしょう。

当然ながらうまく暗記を活用できれば勉強面で大きなアドバンテージになります。

そして下の記事にもあるように定期試験は刻一刻と迫ってきています。

中学生がゴールデンウィーク中にやっておくべきこと

定期試験の勉強に暗記はつきもの。

でも暗記するのが苦手で、どうやったらいいのか分からないという人も多くいるはずです。

ということで今回は教室での実践例を通して暗記のコツについて触れていきたいと思います。

でもその前に

暗記をする上での大前提 「覚えきるまでやる」

「暗記が得意になるにはどうしたらいいですか」

このような質問を受けるたび、私が返すのは次のようなアドバイス。

「覚えるまでやりきって下さい」

・・・身も蓋もありません。

ですが、暗記に関してアドバイスを求める人の多くは、覚えきる前に諦めて暗記するのを放棄している人がほとんどです。

それに対してやれ根性がないだの、気合いが足りないだのを言いたいわけではありません。

では諦めが早いのかと言えばそうでもありません。

問題は一度に覚えようとする量。

それがどんなにおいしい食事でも、食べきれないほど盛られていれば食欲を失うように、一度に消化しきれない量を覚えようとするのはそもそも無理な話です。

ですから一度に大量に覚えようとするのではなく、小分けにして、その小さなパックを覚えきるようにする。

覚えきったら次のパックに取り組む。

そうすることで「覚えきるまでやる」感覚を養いましょう。

これなしに暗記を上達させようというのは夢も夢です。

暗記を上達させるコツは集中力

暗記を効率的におこなうための鍵は集中力です。

そんな話をすると「俺は集中力がないから~」とか言って、暗記を諦めてしまう人がちらほらいます。

または「好きなことには集中できるんだけど~」とか言って、暗記をしなくていい理由を探してしまう人もいます。

ですが、それは集中力がないのではなく、集中する環境が作れていないだけかもしれません。

集中する環境というと、物音のしない図書館のような景色を想像されるかもしれません。

ですが、ここでいう環境とは自然と集中する条件が整っている状況を指しています。

・・・・・・わかりにくいですね。

ということで、実際に教室で実践した例を用いて説明します。

集中できる環境作り 実践例

現在私は小学生英語クラスを担当しています。

このクラスでは英語を始めたばかりで右も左も分からないような状態から授業がスタートします。

当然最初はアルファベットの書き方から入るわけですが、まったくアルファベットが書けないって子はそういません。

試しに大文字・小文字でアルファベットを書かせてみても一通り間違えずに書くことはできました。

ただ、書く手の動きがたどたどしく、順番を思い出し思い出ししながらと言った具合でした。

別に責めません。誰もが最初は初心者ですから。

とはいえこのペースがずっと続くのはいただけません。

ですから、スピーディーかつ正確にアルファベットを書けるようにその日はアルファベットの特訓にあてました。

スピーディーかつ正確にアルファベットを書けるようになるためのコツ?

それは何回も何回も書くほかありません。

だからといって、「さぁ書け、何万回でも書け、覚えるまで書け」と言うだけでは芸がありませんし、何よりその子の集中がもちません。

そこでやったのがタイムを計りながら練習と目標タイムを設定したテストの繰り返しでした。

1回目は2分20秒ほど、2回目は大幅にタイムを縮めて1分40秒、その次は・・・と言った具合にこちらから練習を促すまでもなくタイムを更新しようと自分で何度も何度も練習しました。

そのときに練習した用紙の一部がこちらです。

アルファベット練習用紙の一部。練習とテストを黙々と繰り返して、素早く書けるようになりました。

練習時間は合計すると10分ほどでしたが、最終的にはスラスラとよどみなくアルファベットを書けるようになりました。

なにより笑ってしまったが、特訓をした生徒が「これ面白かった、家でもやってみた」といって練習成果を見せびらかしてきたことと、なにかと「タイムは?、タイム測って」とせがんでくるようになったことです。

集中できる環境に必要な条件

このように、目的がはっきりしていて、ゴールがわかりやすいと人は集中できます。

そして、短時間で成果をあげることができるのです。

以上の実践例から暗記のための集中できる環境作りについてまとめると

  • 1.目標(ゴール)を設定すること
  • 2.制限時間を設けること
  • 3.短時間のサイクルを意識すること
以上の3点が挙げられます。

英単語を覚えるなら、1.何個の英単語を、2.どれだけの時間で、3.何回繰り返すかをあらかじめ決めてから取り組むといった具合です。

もちろん初めからうまくはいかないでしょうから、試行錯誤しつつ自分のベストな環境を作っていく必要があります。

ですがいったん型にはまれば、暗記もあまり負担には感じなくなるでしょう。

暗記も苦手で集中力もない、なんて悩んでいるならぜひ試してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。