こんにちは、富水教室の山田です。

余裕?お気楽?現実逃避?

うちの教室の試験対策も、残すは泉中だけとなりました。
中3は月曜から、中2中1は昨日から試験対策期間に入りました。

しかし、中2の女の子達はまだのほほんとしています。
先週テストが終わった生徒達の結果を聞き、『○○ちゃん凄いね』などと楽しそうに話していました。
そして、明日は校外学習という名の鎌倉遠足。
『明日までは、明日塾に来るまでは、テストのこと忘れさせて下さい』と、いう言葉を残して帰宅しました。
これから2週間の道のりを考えると、いま焦って深刻な表情でというのも考えものですが、いやはや。
余裕なのか、お気楽なのか、現実逃避なのか、はたして結果は?

結果は結果、反省は反省

テストが返された生徒達の結果は、まずまずだったと思います。

残念ながら満点という生徒はいませんでしたが、49点、48点、47点と、もう一歩でパーフェクトという生徒はいました。
また、理科が15点上がったとか、社会が14点上がったという生徒もいました。
褒めて欲しかったのか、理科の答案を広げ『凄いでしょ。凄いでしょ。』と連呼していました。

テスト前日や前々日に、提出物が多く残っていたという生徒もおりましたが、私の心配をよそに40点以上の結果を持って帰ってきてくれました。
あの状況からすれば、とても良い結果ではありますが、結果は結果です。
ちゃんと反省はしなければいけません。

定期テストも難化中

今回の定期テスト、いい問題と出会いました。
富水の生徒のものではなく、私が富水以外で指導している教室の生徒の問題です。
中2の数学の問題なのですが、『この先生、入試を意識して今回の問題を作ったんだろうな』と感じました。

中2のテスト範囲に、『中1の復習』などと書かれていることはよくあることです。
ただ、そうは書いてあっても、中1の最後に習った単元の問題が少し出題されたりする程度が大半です。
しかし、その学校の問題には、ガッツリと中1の内容が出題されていました。
半分くらいは中1の内容だったと思います。
しかも、なかなか難しい問題が出題されていました。
このタイミングでこのレベルの問題が出されると、本当に力のある子じゃないと解けないんじゃないかなと思いました。
定期テストの問題というより、模試の問題という感じでした。

常々、生徒達には復習の大切さを話していますが、あの問題と出会った生徒達は実感したと思います。
先週、ブログの中で日々の時間を大切に使いたいと言いましたが、テスト前に慌てて勉強する程度では、あのテストで45点以上を取るのは無理でしょう。
今回のこの先生だけでなく、難化している神奈川入試を意識して、定期テストの問題を作る先生が増えてくることは想像できます。
こちらも定期テストに対してワンランク上の指導をしていかなければならないと、気が引き締まりました。