さてあと1週間もすれば夏休み。

このところの天気では「夏」をほとんど感じませんが、まあ暦の上では夏です。

第1回テストを終え、近隣の中学校では面談が行われているようです。

発表された成績はどうでしたか?

もし思ったより手応えがなかったなら、この夏休みは挽回の大きなチャンスです。

なにせ学校の授業は止まります。

夏休みの宿題も復習中心です。

自分の苦手を克服するにはうってつけの機会ですね。

ただ、こと国語に関しては何をどう復習したらいいのか、どう苦手を克服したらいいのかがわかりにくいのも確かです。

というより、国語は苦手の克服よりも実力そのものを上げるほかないというのが実情です。

その実力アップにうってつけなのも夏休み。

そこで今回の夏期特訓で、どんなことに取り組み、どう力をつけていくかについて書こうと思います。

中1&2 説明文でまとめる力をアップ

文章をまとめる力というのは、正確な読解をするために重要になってきます。

たとえば、神奈川県公立高校入試のように長い文章では、初めの方に読んだ内容はどうしても頭からはなれていきがちです。

忘れそうになるそのたびに、前のページに戻り、また忘れそうになったら戻る・・・を繰り返していると今度は時間が足らなくなってしまいます。

それを防ぐには段落ごとに、ある程度内容を要約しつつ読んでいくのが有効です。

大きなカタマリごとにおおまかでもいいので内容が入っていれば読み戻りの回数も少なくてすみます。

しかしそうしたまとめる力も一朝一夕では身につきにくいもの。

ということで、このまとまった期間を使って段落ごとの要約や、文章テーマの発見など文章をまとめる練習をしていきます。

まとめるに当たって内容を細かく見ていくことになるので、深く文章を味わうことにもつながります。

これまで扱っていた文章よりも数段難しい内容にはなりますが、その分返ってくるものも大きいでしょう。

中1~3 古文のさばきかたを身につける

中3生の内容はここがメインになります。

文章量が増えた公立高校入試において、古文は内容も比較的易しく、また出題も選択式のみなので重要な得点源になります。

裏を返せば点を落としたくないところです。

今の傾向がつづくと仮定するなら、神奈川県の古文では「誰がなにをしたか」を読み取ることと「大まかな現代語訳」ができることが鍵を握ってきます。

その2点について入試より少し簡単なレベルから初めて、実際の入試問題まで取りかかります。

中1・2生については古文の基本的な取り扱いかたから学んでいきます。

ちょうど夏休み明けぐらいからちらほらと学校でも古文を扱い出すので、それに先駆けて古文読解のベースを作ります。

自宅でできる 実力アップ

最後に夏期特訓とは関係がありませんが、長期の休みを利用して塾以外でもできる実力アップの方法を挙げたいと思います。

小学生から中学2年生までの間であれば、なにはともあれ「漢字」を練習して身につけましょう。

意味を調べて、練習して、テストをしての反復で4月~7月の間に習った漢字を完璧にするのをオススメします。

先週アップした記事にも書きましたが、漢字と語彙力アップの一石二鳥を狙うと効果的です。

もちろんまだ習っていない漢字に手をだしたって構いません。というか手を出しましょう。

勉強にフライングはありません。

漢字を多く知っていること、その意味をたくさん理解していることは国語に限らず大きな武器となります。

中学3年生は過去問に触れて本番のレベルがどんなものか体験しておくと良いでしょう。

ただし、本番通りの時間配分で解こうとしなくていいです。

むしろ時間など気にせずどんな内容なのかをじっくり読み解くくらいでちょうどいいと思います。

読んでいる途中で頭がクラクラするかもしれませんが、それでも最後まで食らいついてみてください。

教科書や、塾などで使っている教材にもないレベルの高品質な文章を贅沢に時間を使って読み解く機会はこの時期くらいしかありません。

辞書などを駆使して知らない言葉を片っ端から調べて、知識の幅も広げていきましょう。

そうした次元の高い文に触れた経験は間違いなく入試でも活かされます。

いずれにしても、夏休みは実力アップにうってつけの時期です。

今の自分に足りないものでも、自信を持っているものを更に磨くにしても、一つ目標を決めて文字通り一皮むける夏を過ごしてみてはいかがでしょう。

この記事を書いた人

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陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。
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