「社会は暗記科目だから覚えれば何とかなる」というイメージが根強いですが、最近の社会の定期テストや入試問題は、覚えた知識を使って、正しい選択肢を選ぶ・資料を読み取る・読み取った内容を記述するといった、暗記しただけでは歯が立たない科目になっています。

そこで、エコールの冬期講習では中3は「覚えた知識を活かし、社会を得点源にする」、中2は「第4回テストで8割を目指す」を目標に授業を行っていきます。

中3社会のねらい

選択肢を吟味し、確実に点を取れるようにする

高校入試の問題を見る限り、およそ8割が選択問題で構成されています。正しい知識をもとに、各選択肢の正しい情報・間違っている情報を見分けて正解を選ぶことが、選択問題で点を取っていくコツとなります。更に、選ばなかった選択肢の誤りを指摘できればより正解率を上げられるだけでなく、基本事項が身についているかの確認もできます。授業では解説だけでなく、問題を隅々まで使って知識の確認をしていきます。

資料やグラフから、設問の意図を読み取れるようにする

資料やグラフの問題を解くとき、それらに関係する出来事を読み取ることが最低限必要なスキルです。特に記述問題で点を取るには、資料やグラフの背景まで読み取り、何を答えさせたいのかを把握する力が必要です。それらの意図さえつかめれば、解答を作り易くなります。的確な情報を得るために、資料やグラフの注目すべきポイントを教えます。

中2社会のねらい

重要語句のインプットを徹底する

2月に行われる定期テストに向けて、予習を進めます。テストの準備で一番時間がかかるのが「重要語句の暗記」です。重要語句がインプット出来ていないと、その後の問題演習をやっても力になりません。テストまで時間があるので、せっかく覚えた重要語句を忘れてしまわないためにも、毎時間確認テストを行います(初回の授業は除く)。満点合格を目指して、準備をしてくるよう指導も行います。

関連する地図や資料の読み取り方を学ぶ

地理・歴史ともに地図や資料を使った設問が多くなります。何に関連する資料で何を問われているのかを見極められるよう、それぞれの資料や地図で着目すべきポイントを解説していきます。

 

まとめ

中3は入試に向けて、問題の解き方を通して見落としている事項はないかの確認をしていきます。正しく勉強すればやった分だけ点数が反映される科目なので、直前まで点を伸ばすことが可能です。中2は覚えた重要語句を使って問題演習を繰り返し、学校のテストで8割以上を狙うことが目標です。それぞれの学年に共通して言えることは、覚えた知識を設問でどのようにして使っていくかです。それが早く正確に使いこなせれば、結果は必ずついてきます。

社会は暗記すれば何とかなると楽観的に考えている人こそ、この冬期講習を受けてもらいたいと思います。

この記事を書いた人

ecole-sato
板橋教室と酒匂教室を担当しています。
指導科目は文型で、特に社会が得意です。