エコール学院の全生徒を、西湘高校以上の学校へ進学できるようにすることが、学院としての目標です。その目安となる得点と内申は、『入試で5科合計300点』、『内申オール4』です。冬期の数学は、中1から中3までこの目標達成に向け学習していきます。

中3数学のねらい

単元別学習

数学は、理科と違い単元ごとの勉強がしやすい教科です。実際の入試問題も、その単元ごとに出題されています。各単元を2~4回の講座に分け、基礎、標準、応用といった順でステップアップさせていきます。冬期講習中に6講座、その後の通常授業で8講座、全14講座で完成を目指します。

レベル別学習

大目標は全員が60点以上を取ることですが、やはりレベルはバラバラです。同じ高校を目指す生徒でも、数学が得意・不得意と様々です。各レベル帯の生徒が、どの問題を解くべきか、解かなければならないのかを指導します。

中2数学のねらい

証明の攻略

数学の中で証明は特異な単元です。計算をしていくことが大半の数学で、言葉で相手に説明文を書いていかなければならないため、数学が得意な生徒でもつまずきます。証明を進めていくには『型』があります。この冬期は、証明だけに特化することにより、その型を完全にマスターさせます。定期テストレベルの問題であれば、我々講師が書く模範解答とまったく同じ解答が書けるように反復させていきます。

中1数学のねらい

難問の攻略

通常の授業時間だけでは取り扱えない難問を数多く解いていきます。問題のレベルを4段階に分け、最初からレベル3の問題に取りかかります。十分な解説時間を確保するため、事前に家で問題を解かせてきて、その解説というスタイルで進めていきます。解説からスタートになるので、事前に問題を解いていない生徒は、授業を受けないでもらいます。宿題をやってこなかった生徒が授業を受けられないというルールは、通常授業でも同じですので、ご理解頂けると思います。冬期前の通常授業で、基礎的な問題解説・問題演習は終えていますので、まったく手がつけられないということはないはずです。予め問題を解いておくことで、どこに注意して説明を聞くべきかが分かり、効率よい学習になると思います。

まとめ

高校入試は3年間の積み重ねです。中3だから、中2の後期だからと、そこから本腰を入れるようでは、とても上位の学校へは進学できません。中1のときから、先を見据えて計画的な学習をしていくことが、目標達成への近道になります。