入試や定期テストが君(達)に合わせてくれるわけじゃない、君(達)が合わせるんだぞ。
いつテストがあるか、期日は決まっているんだ。
君(達)の都合で日程が決まるわけじゃない。
限られた時間で与えられた時間で、仕上げる、仕上げなければならない、仕上げようと努力する、それでどこまでできたかを勝負するんだぞ。

待って下さい、まだ覚えていません、覚えてからテストして下さい。
何を言っているんだい？

誰もアナタのペースになんて合わせてくれません

こんにちは、富水教室の山田です。

マイペースで、自分のペースで、何とも困った言葉だ。
いい言葉のように聞こえるかもしれないが、それを自ら言っている者の大半が、言い訳で使っている。
冒頭にも書いたように、けっしてテストは合わせてくれない。
こちらがテストに合わせなければならない。
それなのに、それを助長するようなことを言う大人もいる。
それで責任が取れるのか？

まだ仕上がってないからしょうがないね、君だからおまけで○にしてあげよう。
そんなことは無い。
決められた時に決められた基準で、×と書かれて終わりだ。
不合格と記されて終わりだ。
自分のペースでと甘やかしても、最後に決をするのは厳しい他人だ。

周りから遅れているなら、遅れないようにと必死で食らい付いていかなければならない。
いくら個人個人と言っても、最後は集団の中で白黒つけられるわけだ。
だから、自分の立ち位置を知りなさい。
それを受け止めなさい。
そして、その溝を埋めるための行動を起こしなさい。

火曜日、久しぶりに中２に怒った。
ある程度の声量で怒ったのは、もしかしたら初めてかもしれない。
もちろん、マイペース症候群は他にもいる。
ただ、言い訳ばかりで、言動と実があまりにもかけ離れていたので、現実を教えた。
このテストで高校入試の約２割が決まるというのに、口だけ先行して手が動かない。
何を考えているのだか。

高校入試対策、最後の結果はこうなりました

さて入試対策、先週末、全員で行う最後の模試が終わりました。
結果は？

先週、『この時期の体調管理、受験生だったらそれも含めて入試勉強です』と書きましたが、我が富水教室に恐れていた波が来ました。
何と、１人の生徒が病院に搬送されました。
入院にはなりませんでしたが、通院、しばらくの期間の勉強ストップ。
下がってしまいました。

そしてもう１人、84点上がって調子に乗っていたあの生徒･･･。
『入試はそんなに甘くないぞ！』
『あまり調子に乗るなよ！』
そう警告しましたが、漫画のように40点も下がってしまいました。
それでも最初から比べればまだ40点のアップですが、残念です。

まあ、しょうがない。
終わってしまったこと、起きてしまったことをグズグズ言ってもしょうがない。
これは、神様がくれたチャンスだと思いましょう。
入試まであと２週間ほど、『気を引き締めていけよ』という神様からのメッセージでしょう。

泣きの一回、志願変更直前に希望者だけで行う正真正銘のラスト模試、そこで挽回させるしかありません。

数学の入試勉強、そろそろ絞り込みも必要です

あと２週間、みんなの数学の得点はどれくらいでしょうか？
場合によっては、そろそろ絞り込みが必要ではないでしょうか？

55点～65点をウロウロしている生徒

その壁を突破したい、突破しなければならないなら、絞りましょう。
この得点ということは、(ｳ)が解けていない。
(ｳ)が解けないと、70点には届かない。
単元を絞って、その単元の(ｳ)を解けるように練習しなさい。
ただし、60点未満になることもしばしばという生徒は、(ｲ)での取りこぼしがある。
せっかく(ｳ)が解けても、そこでミスをすれば元の木阿弥。
狙った単元の(ｳ)の練習とともに、(ｲ)での精度を上げること。

45点～55点を行ったり来たりの生徒

(ｲ)までを確実に解ける練習をしよう。
これまでに受けた模試、過去問、そして手元にあるテキストで、(ｲ)までの反復練習。
時間がもったいないので、(ｳ)なんて練習する必要はない。
とにかく(ｲ)までを反復しなさい。

45点未満の生徒

『確率』で勝負してみてはどうだろうか？
45点未満、ハッキリ言って数学はできない。
数学が苦手な生徒でも可能性がある単元は、確率だろう。

一昔前に比べ、確かに確率の問題は難しくなった。
それでも、数学的なセンスが必要な他の単元からすれば、チャンスはある。
確率の問題には発想力は必要ない。

面倒な操作とは言っても、ご丁寧にその手順が書いてある。
それを読んでその操作通りに調べつくせば答えは出る。
この位の得点の生徒なら、時間は十分に余っているはずだ。
その時間、ムダにしてもしょうがない。
よ～く読んで、操作を理解したら、全ての場合を調べつくそう。

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