報道された当初は、対岸の火事だと思って眺めていた新型コロナウイルス。

気づけば完全に包囲され、我々人間が防戦一方の状況。

国から緊急事態宣言が発令される国難となり、我々の生活は大きく制限することを余儀なくされました。

出口の見えないトンネルに世の中全体が疲弊し、苛立ち、行き場のない負のオーラが街全体を包み込んでいるのが感じ取れます。

新型コロナは大切なものをたくさん傷つけ奪っていきました。窮屈なマスク生活、楽しみにしていたイベントの延期や中止、経済への打撃、そして大好きだった変なおじさんとの突然のお別れ。

正直なところ、初めは自分一人くらい好き勝手やっていてもそのうち収束するでしょ?と高を括っていました。

愚かでした。
足元まで火の手が迫っているではありませんか。

想像を超える敵に対して実感が湧かないので、我々はどこか半信半疑でどうしても初期の対応が遅れてしまう。

気づいた時はすでに信号が黄色から赤に変わりそうなタイミングで、皆いっせいに動き出す。余計な買い占めやデマの拡散など、それこそ余計なものまで我々の生活を圧迫しています。

当たり前の尊さを今更ながら身をもって知る日々

取り戻しませんか?我々のおだやかでピースフルな日常を。

思いを行動に変えましょう。

自分一人くらいは平気!という考えを捨てましょう。

月並みですが、まず不要不急の外出は控えましょう。家にいましょう。そして家での楽しみを見つけましょう。
人生で一度もチャレンジしたことのないことにチャレンジしてみるいい機会かもしれません。

次に大切な情報は自分の身近な人と共有しましょう。社会全体が協力しなければ開かないような扉の前に我々は立っていると思います。その時は情報の真偽をしっかり確かめて。
インターネットという文明の利器で我々人間はウイルスに負けないスピーディーな伝達力を持っています。

ロックダウン(都市封鎖)で我々の行動を制限することのできない日本は、国民一人一人のモラルと行動変容に事態の収束が委ねられています。

休業と補償、医療崩壊の危機、心身をおそう不安とストレス。個人で解決できるレベルはとうに超えています。だからといって個人が何も変わらなければいっこうに出口は見えてこないのも事実。

時事モンGOを執筆している手前、うすうす感づいているのですが、おそらく今年も夏場に大雨などの自然災害が牙をむくことでしょう。

今の状態のまま自然災害がやってきたらなんて考えると今以上の混乱は必至ですよね。

他者への関心がひどく薄れた世の中ではありますが、今こそ見えない手と手を取りあって、大切なものを、何気ない当たり前を取り戻していきませんか。

微力ながら少しでも早く事態が収束に向かうことを願って、強く吠えていきたいと思います。

一人でも多くの人にこの想いが伝播するように。

マスクが箱積みで店頭に並び、みんなが安心して買えるように。

ソーシャルディスタンスが死語になるように。

うれしい時事モンがたくさん出題できるように。

尊い命がこれ以上奪われないように。

来年こそ満開の桜の下で美味しいお酒が飲めるように。

この記事を書いた人

加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。