我々は部員である。
部名はまだ無い。

こんにちは、富水教室の山田です。
突然ですが、部活、始めました。
部員(生徒)達から、こんなことを言われないように、早く名前を決めなければ。
う~ん。
どうしよう。

1月の中旬、二宮のある塾へ、お話を伺いに行ってきました。
入試直前の忙しい時期であったにもかかわらず、快くお時間を取って頂き、アドバイスをして頂けました。
実に様々な取り組みをされていました。
その取り組みの中で、印象に残ったものが2つあります。
そこには、なんと部活があったのです。
そして、塾の中に塾もあったのです。

塾で部活、いったい何をする部活なのか。
塾の中に塾があるって何なんだ。

部活、活動内容は自習、勉強です。
塾での授業が無い日に塾に来て自習をする。
こう書くと、先週のブログに登場した生徒と同じなので、何だただの自習か、そう思ってしまうかもしれません。
わざわざ部活としてやる意味なんてあるのか、そうも思ってしまうかもしれません。
やりたい子は自由にやらせて、あまりヤル気のない子やできない生徒だけ呼び出しをして強制的にやらせるでもいいのではないか。
そういった考えもあるでしょう。
まあ、私自身もそうでした。
しかし、集団(部活)、そこには意味がある。

個(人)より集(団)』このフレーズも何度か話されていました。
一人では挫けそうになった時同じ目標(志望校合格)を持つ仲間と励まし合いながら頑張れる
一人ではサボったり手を抜いたりしそうになった時仲間の姿を見て奮起する

そう、三本の矢ではないですが、個の限界を集は打ち破ってくれる、そんな効果があります。

オンライン自習室、通常授業に戻る前までにやっていたあれも、ある意味でこの部活と同じ効果があるでしょう。
他の子もやってるよと言われても、本当にと信じられないかもしれません。
しかし、オンラインでつなぐことにより、他の生徒達の勉強している姿が確認できる。
自分だけじゃない、みんなも頑張っているんだ。

この部活、あの時話を聞いてから、どうしてもやってみたいと思っていました。
授業の時間割や部の運営など、いくつもハードルはあるので、簡単にゴーサインは出せない。
そんな中、来年度は試験的に富水でやってもいいという許可をもらうことができた。
そう、本来なら4月から開始する予定でした。
なんとか、ようやく、先週の木曜からスタートを切ることができました。

「ワークを進められる時間が毎週約3時間あるので良いと思った」
「テスト前くらいしかワークをすすめないから部活で進められるのは、いいことだと思いました。」
「こういう風にワークを進められる機会があるのでテスト期間にテストの勉強が沢山出来るのでいいと思います」
「部活のやり方がおおよそ分かった。」
「明日の数学のためにワーク勉強を進められた。」

初日を終えてのコメントは、こんな感じでした。

私も彼らも、まだ手探り状態、上手く軌道に乗せられるかどうか。
ぜひ、応援してあげて欲しい。