今日は前回の基礎編に続き神奈川県の公立高校のリスニング問題の実践編をお話ししようと思います。

はじめに言っておきますが基礎編のトレーニングをすっ飛ばしてこの実践編をやっても付け焼き刃になってしまいます。くれぐれも注意してください。

放送中のスキマ時間を利用せよ

「これから問1のリスニング問題を始めます」
このフレーズが聞こえた瞬間からリスニング問題との戦いはスタートします。

リスニング問題は設問をチラ見すればどういうパターンの問題なのかは比較的容易にわかります。しかし放送はご丁寧にどういう形式で何を答えればいいのかを数十秒かけて説明をしてくれます。

「これってチャンスじゃない??」

この数十秒、わかりきっている説明をぼーっと聞いているなんてもったいない

その時間を問題を解くための下準備にあてましょう!

長めの選択肢を訳しておく、それぞれの選択肢のポイントになる語にマークをしておくなどして戦闘態勢を整えておくのです。

中でも私がオススメする下準備は選択肢の「時制」をチェックしておくことです。

時制のチェックというのは「現在・過去・未来」という時間軸がいつなのかということです。

公立高校の問題は内容的に難解なものではありません。
手間がかかったり、いっそうの注意力を要したりして難しく見せているだけです。

「内容は合っているのに時制がちがう」というワナがよく仕掛けられています。
リスニングが始まる前に動詞の時制をチェックしておくことで選択するときに迷うと言うことがぐっと減ることでしょう。

スキマ時間は他にもある

問題の説明中だけがスキマ時間ではありません!
神奈川県のリスニング問題は同じ放送を2回繰り返します

「これってチャンスじゃない??」

1回目の放送で答えがはっきりと断定できない場合は、2回目の放送を全力で聞きましょう。
多少の不安が残る人も放送を聞いた方がいいです。

1回目の放送で答えがきっちり分かってしまった人は、その問題を一足先にあとにして次の問題の準備を始めましょう。

1問でも多くの問題が余裕を持って迎えられるように、1分1秒をムダにしない立ち回りで時間を有効に使いましょう。

次回はいよいよ各設問ごとの対策をしていきます。
頑張れ受検生!

この記事を書いた人

加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。