担当の白鴎中のテストが終わりました。
山王教室の陌間です。

およそ2週間勉強し通しでしたね、まずはお疲れ様です。
思いっきりリフレッシュしてください。

そして十分疲れがとれたと思ったら、冷静にテストの問題を見直してみましょう

もう終わったのに?と思ったなら要注意。

終わったテストにこそ、力をつけてくれる「お宝」がつまってるんです。

鉄は熱いうちに

「ワークはもっと早くやっておくんだった」
「単語や漢字をもっとしっかりおぼえておけばよかった」

などなど。

テストが終わった今だからこそ浮かんでくる反省があると思います。
それこそが次のテストで点数上げる大きなパワーになるんです。

スポーツやゲームでも同じじゃないですか?
負けたとき、悔しいぃぃぃとそのとき思っても、しばらく間が開くとその気持ちを忘れてしまう。
そんな経験ありません?

もしそこで一歩踏みとどまって、次はこうしてみようと対策を考えて、動き出したらどうなりそうですか?
レベルアップしそうじゃありませんか?

気持ちというのは簡単に冷めてしまいますから、そうなる前に形に残しておくことが大事です。
レコーディングノートにできたてほやほやの反省を残しておきましょう。

そうやって未来の自分が頑張れるよう、今の自分が次の目標などを決めてサポートしましょう。

テスト直しに全力を

学校では科目によってはテスト直しが課題になる科目もあります。

どの科目で出されるかはわかりませんが、課題が出なかったとしても次の科目のテスト直しは自主的にしましょう。

その科目とは

英語と数学です。

理由は簡単。

この2科目はこれまでならった内容をこの先ずっと使い続けるからです。
少なくとも中学の3年間。
そして当然高校でも。

例えば理科や社会なら単元が変わるタイミングで再スタートできます。
中1だったら生物が終わったら、次は化学あたりに進むでしょう。
生物と化学では教わる内容はまったく違います。
だから気分を改め再スタートを切ることができます。

ところが、英語や数学はそうはいきません

だからできなかったところを全力で考えて理解していかないと、あとで取り返しがつかなくなります。

そうなる前に、すぐに直しをすること。
試験対策の熱が残っているうちに直しをすること。
それが大事です。

どうやって直す? そのあとは?

直し方に不安があるなら普段を思い出してください。
あるいは、試験対策中のことを思い出してください。

覚えなきゃいけない単語はどうやって覚えました?
解き方がわからなかった問題をどう解決しました?

やり方はそのときと同じです。
人に解き方を説明するように、できるだけ考えて考えて考えて答えの出し方を見つけましょう。

わからなければもちろん協力します。

次のテストは夏休み明け

さて、次にテストがあるのは9月です。
今度は5教科から一気に増えて、9教科です。

しかし恐れることはありません。
今回の試験対策を越え、テスト直しに真正面からとりくんだなら次のテストも大きなハードルにはなりません。

だから今はその大事な一歩である、テスト直しに全力です。

この記事を書いた人

陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。