来年度から小学生の英語が教科として導入されます。来年度から使われる教科書の内容を見てみましょう。

小5・小6の教科書が準備されている

教科書として小田原市内で使用されるのは開隆堂の「Junior Sunshine」です。

小5では

見開き1ページにCAN-DOマップが準備されています。

それによると

Lesson1

名前や好きなものをふくめて自己しょうかいをすることができる。

Lesson2

好きな季節や誕生日について、たずねたり答えたりすることができる。

Lesson3

ある職業になるための時間割を発表することができる。

Lesson4

自分の「できること、できないこと」を発表することができる。

Project1

クイズやゲームの仕方を友だちにわかりやすく伝えることができる。

Lesson5

宝物への道案内をすることができる。

Lesson6

自分のあこがれの人をしょうかいすることができる。

Lesson7

例を見ながら年賀状を書くことができる。

Lesson8

特別な人へのランチメニューを発表することができる。

Lesson9

「自分の町しょうかい」をすることができる。

Project2

これまでに学んだ英語を使って、自己しょうかいをすることができる。

となっています。

例えばLesson1では、生徒たちに自分の名前を書いた名刺カードを用意させ、それを相手に渡しながらお互いに自己しょうかいをしていきます。

ゲーム感覚で名刺カードを集めテキストに貼り付けるようになっているなど、楽しく英語が学べるような工夫が凝らされています。

教科書の右上にはQRコードが用意され、携帯で読み込むとそのレッスンで必要なスキットを聞くことができます。

アルファベットを覚えるのも、かるたのようにアルファベットのカードが準備されていて、それを先生が読み上げ、生徒たちが取っていくようになっています。

Lesson2はWhen is your birthday?という英語を習っていきますが、その中で月の名前や季節、行事を学んでいきます。

それぞれのレッスンには歌を歌うLet’s sing.やゲームをするLet’s play.が用意され、楽しく英語が身につけられるような工夫がされています。

小6では

Lesson1

たくさんの友だちと自己しょうかいをすることができる。

Lesson2

自分の一日を発表することができる。

Lesson3

おすすめのツアープランをしょうかいすることができる。

Lesson4

日本のしょうかいをすることができる。

Lesson5

夏休みにしたことを発表することができる。

Lesson6

夏休みの思い出を発表することができる。

Project1

世界で活躍する自分になりきって、自己しょうかいをすることができる。

Lesson7

世界の衣食住について理解することができる。

Lesson8

自分が好きなスポーツや選手を発表することができる。

Lesson9

思い出に残っている学校行事を絵本にまとめて発表することができる。

Lesson10

将来なりたい職業を発表することができる。

Lesson11

中学校で頑張りたい部活動や学校行事、教科を発表することができる。

Project2

お世話になった人に感謝の気持ちを伝えることができる。

例えばLesson1はWe are friends.と題され、Do you like ~?を使って友だちとの共通点をさがしていくという内容になっています。

たし算じゃんけん(パーなら5、チョキなら2、グーなら0)をし、7になったら(パーとチョキの組み合わせ) We are friends.と言わせるゲームなどが用意されています。

Let’s listen では、QRコードで読み取ったスキットを読み取り、その内容を表にまとめるなどリスニングのスキルアップも図れるように工夫されています。

全体から受ける感想は

トークすることを中心とした内容になっていることから、文法というよりは会話に必要な要素を身につけていくという内容になっています。

文法として考えると、今まで中1の4月から10月頃に教えていた内容が小学生で出てきています。特に疑問詞を用いた表現が多用されています。

また単語としても、今まで中学校で習うことがなかった全ての教科の英語表記や、今まで中学校で習っていた国の名前より多い国の名前が出てくるなど、かなりハードな内容になっています。

でも、至る所に難しい内容を楽しく教えられるような工夫がなされています。

中学の英語はどうなる

小学校で、今まで中学1年で行われてきた内容の半分ほどを身につけるような構成になっていることから、今後改定される中学の教科書は、この続きから始まる内容になるのは間違いないと思います。

また、中学での内容も会話ベースの内容になっていくものと考えられます。

日本人は英語を話せない

今まで、『英語を習っていても、実際英語をしゃべる人たちと話ができない。』『日本人は何年英語を勉強しても英語が話せない。』と言われてきた状態が変わっていくのか、それにはまだ何年もの時間がかかることと思われます。

少なくとも今回の小学生の教科書からは、『書く』『読む』に加え『話す』『聞く』の要素を大切にしていこう。といった考えがにじみ出ていることは確かです。

今後この流れは中学生の教科書や、高校生の教科書に広がっていくものと思われます。

 

 

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