新型コロナウイルスのせいでなかなか新学期が始まりませんが、意識の高いご家庭では学校が始まったときの準備を着々と進めていますね。

今日中1生のご家庭から「おすすめのノートは何ですか?」と質問がありました。うん、文具マニアであるこの僕にアドバイスを求めるなんてお目が高い。そんなこと聞かれたら熱く答えてしまうじゃないですか。

その後家庭にはLINEでお伝えしましたが、僕のノート熱はそんなものでは収まりません。せっかくですから、ブログで語りたいと思います。

小学生のノートとはサヨナラ

とりあえず、ターゲットはウチの塾生に多い「非受験の公立中学1年生」としましょう。

彼らの多くは、小学生時代「方眼ノート」を使っている子が圧倒的です。方眼ノートっていうのはこんなやつです。僕が趣味で自作したノートをお見せしましょう。

小学生のノート

自作ノートその1

ということで、自分でノートを作っちゃうレベルでノート狂なのはご理解頂けたと思いますが、そんな僕からのアドバイスは1つ。

方眼ノートとはお別れしよう!

道具を変えて中学生という自覚を

よく中学生になっても余った方眼ノートを使っている子がいます。それは正直おすすめ出来ません。今すぐ近所の小学生に譲ってしまいましょう。下の兄弟がいればお下がり確定です。気前の良いお兄ちゃんorお姉ちゃんを気取るが良いでしょう。

小学生の勉強と中学生の勉強は質・量とも全く違います。それとともにノートに書かなくてはいけない情報量がダントツに多くなります

もはや方眼ノートのような大きい文字で書くことが前提のノートでは収まりません。中学生は狭いスペースに小さい文字で読みやすく大量の文章を書く機会が多くなります。問題集の提出、レポートの提出、授業プリントの記入などがそうです。

いち早く小さい文字で読みやすく書くことに慣れなくてはいけませんので、ノートもそれに合わせて変えるべきでしょう。

中学1年生のノートに求められるもの

じゃあ結局どんなノートを選んだらいいのか、英語とその他の科目でポイントを押さえてみましょう。

英語ノートの場合

絶対に英語専用の4線ノートにしてください。普通の大学ノートで書こうなんて1年早いわっ!

あ、2年生になったら好きにしてください。

とにもかくにも、中1英語のキモは正確なアルファベットを自分の字に出来るかどうか。

ひらがな・カタカナ・漢字が雑で下手な人はたぶん一生治らない(笑)でしょうけど、アルファベットはまだまっさらな赤子のようなもの。最初に美しく書けるようになれば、それが当たり前になります。「あいつ、字が汚いけどアルファベットだけは上手いよな」と言われるようになれば勝ちです。

だから、英語専用のノートを使い、大文字・小文字の高さを極力正確に書けるように徹底すべきなのです。

ちなみに英語ノートはいくつか段数の種類があります。買いに行ったときに迷わないようにしてくださいね。

数字が大きければ段数が増える代わりに文字が小さくなります。ですので、一般的な小学生は文字が大きめなので、13段を選ぶのが良いと思います。小さい文字に美しさを感じる子(女子に多いですね)は15段でも良いでしょう。けっこう小さいですけどね。

ちなみに僕は圧倒的に15段派でした。小さい文字で綺麗に書くのが好きだった系男子だったので。なんだそれ。

他の科目のノートの場合

あとの科目は同じで良いでしょう。その方がまとめ買い出来てコストも下がります。

いわゆる大学ノートと呼ばれる、普通の罫線のノートです。あまり凝ったノートは必要ありません。ただ、1つだけ欲しい機能があります。

ドットは必須

それはドットです。

ドット入りノート

自作ノートその2(ロゴ入り)

上の写真のように、罫線に等間隔の点(=ドット)が入っているノートです。今やド定番の機能ですし、普通のノートを探すのが逆に難しいくらいではありますが、100均でノートを買うと普通の線だったりするので注意。

ドットの利点は色々あります。今まで方眼ノートに慣れていた子は縦線の存在のありがたさに気づいていないかもしれませんが、いざ普通の大学ノートに書こうとすると、縦のラインをそろえるのって難しいんですよね。

ドットをうまく使って書けば綺麗なノートが簡単に取れます。うまく使って書けば!

ときどきドットの存在をきれいさっぱり無視する大物がいて困ります。

A罫がおすすめ

ノートの幅にはA罫とB罫の2種類があります。

ザックリ言うと、A罫=広い、B罫=狭い、ですね。

ここまで読んだ方はもう分かるでしょう。おすすめはもちろんA罫。

今まで大きい文字を書いてきた子がいきなりB罫を使おうもんなら狭すぎてパニックです。A罫でも結構狭く感じる子が多いと思いますので、悪いことは言いませんので最初はA罫からスタートしましょう

もちろん僕はB罫派。理由は言うまでもありません。

おすすめのノートはコレ!

結論から言えば、「コクヨ キャンパスノート ドットA罫」が一番ですね。定番過ぎて、もはや文房具屋で買うまでも無くドラッグストアに束で置いてあります。

上記のおすすめ要素を全て兼ね添えた、ケチのつけようがない機能と価格が決め手です。もちろん僕はコクヨの手先ではありません。マルマンノートも好きですし実際に使っています。

100人中学生がいれば90人くらいが使っていそうなキャンパスノートですが、さらにおすすめなのが「限定デザイン」のもの

2020年4月現在、僕の超イチオシが「さんかくタイル」デザインです。

キャンパスノート さんかくタイル画像

※コクヨ公式サイトより引用

キャラ物を使いたい人を除けば、万人に好かれそうなこのデザイン!優しい配色!そしてドットA罫という非の打ち所のなさ!

たぶんそこらへんのお店には置いていませんので、Amaz○n(伏せ字)へGO!

……コロナの影響で届くのメチャクチャ遅いですけどね。

理系御用達5mm方眼ノートはどうなの?

いやあ、実は以前にこんな記事を書いたんですよね。

理系講師が全力でオススメする数学を快適に勉強できるノート

書いた直後は全然読まれて無かったんですけど、今は全国1億人の文具マニアのみなさんからものすごい勢いで読まれております。そんないないか。

実際に僕が使ってるのが方眼ですし、声を大にしておすすめしたいのはやまやまなんですが、中学1年生には向いていないんです!

5mm方眼ノートの記事でも触れていますが、その本質はフリーレイアウト、無地のノートと同じなんですよね。

つまり、自分でレイアウトをデザインしなければいけないわけで、勉強初心者の中1生に扱えるような代物ではありません。だから、数学の勉強を積み重ねた中2~中3くらいで切り替えるといいんじゃないでしょうか。

まとめ

僕がいつも提唱しているのは、「良い道具は人を変える」ということ。

道具は腕を上げ、士気を上げてくれます。これから中学生になってがんばろう!というやる気を応援する、そんなツールの1つに「アガるノート」があってもいいんじゃないか、僕はそんなふうに思います。

個人的にはiPadにしか文字を書かないのでノートを使う頻度が激減していささかさみしいのですが、現役生である中学生たちはぜひ楽しいノートライフを送って、実力を高めてくださいね。

この記事を書いた人

富田 靖之
富田 靖之螢田教室・板橋教室責任者
指導歴20年の理系担当講師。
教室ブログはムダに長文が多い上にコアな内容が多いので、お暇でしたらご覧下さい。