そろそろ学校が夏休みに入ろうかという時期になってきました、ウチの塾では絶賛夏期特訓のまっただ中。忙しいので今回は小ネタを披露しようと思います。

生徒から続々と各科目の宿題報告が入ってきます。どうやら恐れていた事態になってしまいそうです。

夏休みの宿題、例年と大差ない

もはや学校の先生のカレンダーはバグっているのではないでしょうか。今年の夏休み、例年の半分よ!?

まあ、誰かが全体の量を管理しているワケでもなく、各科目の先生が好き勝手に思い思いの量を出したらこうなるのは目に見えてましたけどね。

先日書いたブログでの予言は幻と化しました。現実は甘くなかったようです。

読書感想文のハードルの高さを低くしたい!

ウチの教室の中2生が夏休みの宿題について吐露していた中に、「読書感想文がつらい」というものがありました。

今でこそ3000字やら4000字やらのブログを簡単に書けるようになった僕でも、昔は原稿用紙5枚というと途方もない長さに感じていたものです。今はむしろどうやって5枚以内にまとめようかウンウン悩んでしまうほどに成長しました。それはそれでどうなんだろう。

長さもさることながら、読書感想文には高い高いハードルがあります。

「本を読まなきゃ始まらない」

読書嫌いじゃない人にとっても、本って読み始めると面白いものの、最初の1ページを開くまでに結構気力がいるもの。これは本好きの皆さんには永遠に理解してもらえないでしょうね。

ちなみに僕は漫画なら秒で読み始めますが、実用書とかは買って満足するタイプ。読み始めると楽しくなるんですけど、そこまでの熱意と気力が足りずに未読のものが何冊もあります。

大の大人でもそうなんですから、小中学生は言うに及ばず。

読書感想文のハードルを下げる名案

まず、夏休みの宿題は夏休みにやらなきゃいけないと思ってませんか?

中学生たちは宿題が判明した瞬間からバンバン取り組んでいくのが当たり前。夏休みが始まってからやろうなんて重い腰ではハナシになりません。

そう、なにも夏休み中に全てをこなす必要はないんです。それは読書感想文も同じ。

そこで僕が生徒たちにオススメしたいのは、「今までに読んだ本の中から読書感想文を書く」ことです。

なんて姑息な手なんでしょう。

夏休みの宿題の詳細に「夏休み中に読んだ本の感想を書け」と書いてあればダメです(笑)。ルールはルールですからね。

これは実際に僕が子どもの頃にやっていた手法です。

僕は本を持っていませんでしたが、兄が読む人だったので家に本は山ほどありましたし、読書自体は嫌いではなかったので、夏休み以外の時期に何冊か読んでいました。それを思い出しながら(ちょっと再読したりして)書いていたのです。

そもそも読書感想文のために本を読むのがどうかと思いますし、時期に関係なく自分が気に入って読んだ本について書いた方が気持ちのこもった良い文章が書けるのではないでしょうか?

本を読むのに抵抗があってずっと後回しにするくらいなら、手持ちの本について、深く掘り下げるのも悪くありませんよ。

読書感想文の書き方

肝心な読書感想文の書き方は、以前に陌間Tがまとめていますので、紹介しておきます。

夏の宿敵 読書感想文を攻略する3つのポイント

僕のやり方はあまり参考にしない方が良いです。この文章を読んでいても分かるとおりあまり真面目な文章を書くのが好きではありませんでしたので、けっこうひねったことを書いていました。

まとめ

読書感想文に限らず、文章を書くことは大事なアウトプットですので、どんどんやった方が良い。これには異論がありません。

ただ、夏休みになると書店に「読書感想文コーナー」が開設され、こぞって出版社のオススメ書籍を購入していく様子が気味悪くてしょうがありません。利権?

夏休みに読書をすることが目的ではありません。読書をすること自体が目的で、夏休みはそのきっかけにすぎません。感想文を書くにはまとまった時間が必要なので、それは夏休みにやるべきでしょう。

ぜひお気に入りの1冊を語り尽くしてみてはいかがでしょう。

ずっと1冊も読んでない人?そりゃ今から読むしかありませんね。残念でした。

余談ですが、僕が中3のとき、とある本が面白くなかった理由についてみっちり書いたら先生に注意されました。読書感想文は面白い理由について書かなきゃいけないそうです。たまたま買った本が面白くなかったらどうすればいいのでしょうか……

ま、もちろん昔読んだ本について書いたものですから、わざと面白く無かった本について書いてみたんですけどね(性格悪)。

この記事を書いた人

富田 靖之
富田 靖之螢田教室・板橋教室責任者
指導歴20年の理系担当講師。
教室ブログはムダに長文が多い上にコアな内容が多いので、お暇でしたらご覧下さい。