ある日太った男性が二人、目の前に現れてこう言いました。

「コロナ騒ぎで外出もロクに出来ないので体重が増えていくばかりだよ。」
「どうやったらダイエットできるかな?」
「何かオススメの方法を教えてよ。」

なにやら本気で困っている様子。
あなたは二人に「とりあえず運動をしましょう。身体を動かさなければやせられません」とアドバイス。

Aさんはあなたの助言を聞いて、
「なるほど、じゃあ今からやってみるよ」と河川敷へ。

Bさんもそれに納得した様子で
「ためになったよ。明日から試してみるね」と家へ。

ここでクイズ。
実際にダイエットに成功するのはどちらでしょう

答えはあきらかですね?

真面目に考えたあなた。
ごめんなさい。
これはクイズをよそおった、誘導尋問です。

さてこのシチュエーションを勉強に置きかえましょう。

「テストでいい点取れるようになりたいんです。」「頭が良くなるにはどうすればいいですか?」なにやら本気で困っている様子。あなたは二人に「とりあえず勉強をしましょう。頭を動かさなければ頭はよくなりません」とアドバイス。Aさんはあなたの助言を聞いて、「なるほど、じゃあ今からやってみるよ」と机に。Bさんもそれに納得した様子で「ためになったよ。明日から試してみるね」とスマホをいじりはじめた。ここでクイズ。実際に結果を出すのはどちらでしょう。

もういいですね。

いささか誘導が過ぎるところもありますが、行動の速さが結果に結びつくのは確実です。

行動の早さ=モチベーションの高さ

行動の早さはモチベーションの高さのあらわれです。
モチベーションがイマイチわからなければ本気度といいかえてもいいでしょう。

「どうにかして今の状況を変えたい」
「今よりももっと良くなりたい(良くしたい)」
そうした願望を強く持っている人は、少々のアドバイスでもすぐに実行します。
わらにもすがる気持ちなのです。

そして即行動に移すことで次の課題も見つかります。
課題解決のために試行錯誤します。
するとまた課題が見つかります。
その速い行動の積み重ねが結果に結びつくのです。

どうしようとうんうん悩んでばかりいる人。
手当たり次第勉強してみる人。

どっちが結果を残せますか。
そういうことです。

モチベーションを維持するには

こと勉強に関してはモチベーションの問題がつきものです。
「やらなきゃいけないのは分かっているけど、やる気がでない」ってパターンですね。

では自分自身に問いかけてみてください。
結果が出せるのと出せないのどっちがいいですか?

良い方を選んだあなた。
それがモチベーションの種です。
「良くなりたい」という願望のベースはすでにあるのです。
それを大きな原動力にするには何が必要か。
早く行動に移すことです。

でも失敗したらどうしよう、無駄な時間を過ごすことになるんじゃ。

と不安になる人もいるでしょう。

ただ中学生に限っていえば失敗して困る場面は二つ。
定期テストと高校入試くらいです。
それ以外の失敗はいくらでもカバーできます。
むしろ失敗できない大事な場面にそなえて普段から失敗をしておいたほうが良いくらいです。

もちろんこの場合の失敗は行動した結果のことで、行動しなかった結果ではありません。

これは持論ですが
行動にうつした結果、起こった失敗は後でいくらでも生かせます
一方、動かなかった場合は後悔しか生みません。

ゲームでも、運動でも、ピアノでも、絵でもそうでしょう。
何度もミスをした結果、ステージをクリアしたり成長を実感したりする場面があるはずです。
勉強もそういう面において本質的には変わりません。

だから大事なことはなにか。
一秒でもはやく行動に移すこと。
これに他なりません。

ここまで読んでほんのわずかでも「そうだな」と思ったのなら行動に移しましょう
それが確実に良い結果をもたらします。

この記事を書いた人

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陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。