学校が始まって3週間が経ちましたが、新中学1年生のみなさんは先生の名前を全員覚えているでしょうか

ほぼ全科目担任の先生が教える小学校と大きく違うのは、教科ごとに担当の先生が全て異なるということ。高校や大学では当たり前のことですが、中1生たちにとってはカルチャーショックです。

そこで中1生は、自分に教えてくれる先生たちの名前をいち早く覚える必要があります。今後良い成績を取りたいなら、絶対です。

実際に中1生へ聞いてみた結果

とりあえずウチの中1生にアンケートを取ってみました。主要5科で5人、実技副教科で5人、合計10名の先生方の名前をどれだけ覚えているか。ついでに担任の先生も。

担任の先生はさすがに100%でした。そりゃそうでしょう。

主要5科の先生の名前を知っている割合は、78%でした。主に国語と社会の先生の影が薄い傾向にあります。先生たちが奥ゆかしいのでしょうか。

実技副教科は授業数が少ないので、認識率が下がりそうな予想でした。結果は66%。だいたいの子が5人中2人の名前を知らないという散々な結果に終わりました。

そして、全員の名前を書けた生徒はゼロ。せめて一人はいてほしかったのですが。

学校の先生の名前を覚える理由

たかだか先生の名前くらい、そのうち覚えるからいいでしょ?と思われるかもしれません。そう思う方はそれでいいんじゃないでしょうか。

でも、本気で成績を取りたい!中学校でスタートダッシュを切りたい!と思っているなら、先生の名前くらい全員すぐに覚えるべきです。

なぜ先生の名前を覚えなければいけないのか、僕がそう考える理由は2つあります。

名前も知らない人の話は頭に入らない

根本的な話ですが、得体の知れない人から教わった内容が果たして頭に入るものでしょうか?名前も知らない先生から教わった内容を、いったいどこまで真剣に聞いていられるか、たいへん疑問です。

僕もたまーにセミナーで塾の外部の方へお話をする機会がありますが、まず名乗りますよね、当然。最低でも「あ、どっかの塾の先生なのね」くらいの認識をして頂かないと、せっかくのセミナー内容がしみこんでいきません。

Youtubeの授業動画でも毎回名乗ります。出だしは毎回「はいこんにちは、理科担当の富田です。今回は…」と決まり文句のようにまくしたててから始めます。これも名前を認識してもらうのが大事だと分かっているからです。

聞き手側である生徒も、先生の名前をきちんと覚えましょう。その先生のキャラクターが浸透すればするほど、不思議と授業内容が伝わりやすくなりますからね。

逆に言えば、興味が無い、苦手意識がある科目ほど先生の名前を覚えようという意欲が低いのでしょう。前述のアンケート、奇妙なくらい苦手科目の先生の名前が空欄でしたので。

先生に認知してもらう

良い成績への第一歩、それは先生に認識してもらう事から始まります。

生徒からみたらたかだか10人の名前を覚えれば良いだけですが、先生は自分の担当する生徒を100人以上覚えなくてはいけません。記憶力に乏しい僕からしてみたら神業ですよ。心底塾講師で良かったと思います。

覚えてもらうだけでもハードルが高いのです。しかし、当然よく知っている生徒の方が正当に評価されます。全員平等に評価しなければいけないなんてきれい事は抜きです。

よくコミュニケーションを取ったり、積極性があったりする生徒の方が単純に注目されている回数が多いわけで、頑張ったらその分の評価が得られやすい。先生からあまり認識されていない生徒がいくら地道に頑張ったところで、気づいてもらえない可能性が大きいのです。

じゃあどうしたら認知してもらえるか、その一歩が先生の名前をいち早く覚えることです。

生徒が先に先生の名前を覚え、興味関心を持ってその先生の授業を受ける。これを早い段階からちゃんとやっていれば、すぐに先生の目に止まります。

先生の名前を覚えるのは目的というより、その関心の表れだといえるでしょう。

生徒が覚えるより早く先生が生徒の名前を覚えていたとしたら、それは恐らく先生の目に止まったのではなく、先生に目をつけられたのが原因かと思われます。ご注意を。(それこそ入学前から……あわわわ)

まとめ

色々論理的っぽく語っていますが、極論は「先生の名前を覚えるなんて最低限の礼儀」だと思います。

時間が経てば勝手に覚えると思いますが、そんな授業の受け方をしているようでは話になりません。もっと積極的に授業を受けないといけない、それが中学校なのです。

まず「先生の名前を覚える」ことをきっかけとして、前向きに授業に取り組んでもらえば良い中学生活のスタートになりますね。

まだ3週間ですから、ここからが勝負ですね!

この記事を書いた人

富田 靖之
富田 靖之螢田教室・板橋教室責任者
指導歴20年の理系担当講師。
教室ブログはムダに長文が多い上にコアな内容が多いので、お暇でしたらご覧下さい。