忙しくて勉強するためのまとまった時間が取れない
という人がいます。

この時期の中3生を除けば、多くの人がそうだと思います。

部活・習い事・塾。
最近の中学生は忙しいです。

そのそれぞれに時間を取られ、2~3時間どっしり腰を落ち着けて勉強するチャンスは少ないのかもしれません。

しかし、批判覚悟で言いますが、まとまった時間があったとしてその人は果たして本当に勉強するでしょうか
勉強しない理由は時間がないからでしょうか。

もしそうだとしたら、考え方を改めてみるといいかもしれません。

勉強の効果=時間 ではない

勉強で成果を出すにはそれにかけた時間よりも回数を重視すべきです。
人の頭は高頻度で目にするものを記憶するようにできています。

テレビのCMなど、とくに覚える気もないのに何度も見ているうちに覚えてしまうものがありますよね?
写っている時間はごくごく短いのに、長い間印象に残る。

あれこそ記憶のメカニズムの最たる例です。
取り組む時間ではなく、回数がものをいいます。

勉強も同じ。
覚えたい、理解したいと思うなら長時間取り組むのではなく、いかにたくさん回数をこなすかが重要です。

じゃあ次に何が大事になるか。
それはいかに気軽に勉強を始められるかです。

勉強って机でガリガリ問題を解くことがすべてなんですか?

勉強っていうと、机に向かって姿勢を正して黙々と問題を解くイメージがあります。
できるならそれでいいんですよ。

でもそれってみんな出来ることですか?

机に向かってやることだけが勉強だというなら、それはなんとなく手段と目的が逆転しているように僕は思います。

勉強の目的はできないことをできるようにすること。
そのための方法はいろいろあっていいと思うんです。

もちろん学校や塾など、一緒に学ぶ人がまわりにいる環境では別ですよ。
自分一人だけが勉強をするわけではありません。

でもたとえば家で勉強するってなったとき、必ずしも机に向かっている必要はないと思うんです。

むしろうろうろしながら単語を覚えたり、ソファーに寝っ転がりながら年表を覚えたり。
前に間違えた問題をもう一度解けるか眺めたり。

そこで気持ちが乗ってきて、机で勉強しようってなったらかなり効果が上がると思うんです。

机について「勉強しなきゃ、あぁでも…何の科目やろう…あぁやだなぁ」なんてウジウジしてるくらいなら、場所など気にせずテキストを開いてしまえばいい。
要ははやく始めたもん勝ちです。

どうなったらゴールか決めましょ

ゲームなんかでもそうですが、目標もなくだらだらやるのって苦痛です。
せっかく勉強を始めるハードルが下がったのに、それが続かなかったらもったいない。

最初にも書いたように勉強で効果を上げるには回数が重要です。
そのためにはある程度の期間続けなければなりません。

そうすると次に必要になるのはゴールの設定です。
どうなったら勉強をやめるのかを決めておくんです。
単語◯個覚えるまで・△時代の問題が全部解けるまで・□ページの問題ができるまでなどなど
ここでゴールの設定を「終わるまで」じゃなく「できるまで」に設定しておくと効果は跳ね上がります。

どうです?
「◯時間勉強したら終わり」なんて目標よりよっぽど効果がありそうじゃないですか?
ゴールする楽しみもありますし、できるだけはやく終わらせようと集中もたかまって一石二鳥ですね。

勉強は動くものに結果をもたらす

まぁ勉強に限ったことではありません。
あーだこーだとご立派な計画や信念を持っていながらも勉強しない人よりも、頭空っぽでもさっさと勉強を始めてしまう人では後者に軍配があがります。
うまくいかないこともあるでしょうが、実際に動かなければそうした反省も得られません。

まとまった時間がとれなくて勉強できないって人、時間より回数に重きをおいてやってみましょう。

この記事を書いた人

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陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。