受検生のみなさま、および保護者のみなさま、そして倍率マニアのみなさまこんにちは。本日2/1は神奈川県公立高校入試の出願締切です。

とても気になる数字ですし、いち早く知りたい気持ちは分かりますが、いち早く知ってメリットは全くありませんので、探し回っている時間の分だけライバルに遅れを取っています。

また、志願変更をする予定が無いなら、倍率について考えている時間は全てが無駄です。意味がありません。早く机に向かって全力で勉強をした方がよいと思います。

倍率は神奈川県のHPで公表されています。
http://www.pref.kanagawa.jp/documents/71123/bessi3.pdf

ということで、以下の記事は志願変更も視野に入れいている方の参考になるよう、ウチの塾がある県西地区の動向について分析をします。

旧トップ校

学校定員2/1出願者2/1倍率昨年度倍率
小田原3184191.321.42
平塚江南3183581.131.31
秦野3584041.131.05

旧トップ校はそろって控えめな倍率からスタートになりました。小田原は暫定倍率からさほど変わりません。平塚江南はさらに穏やかな倍率となりました。ここ最近志願変更で人数が増える傾向にありますね。

秦野は暫定倍率が低く、実際の出願で上がる傾向通り。高くもなく低くもなく、例年並みです。

全体的に昨年度と同じくらいの倍率で落ち着いているので、今後の動きも少ないと予想されます。せいぜい小田原が0.3ポイント程度下がるかも、くらいの小幅な動きでしょう。伊志田の倍率が低いので、秦野から数人レベルで落とす流れがあるかもしれません。

上位進学校

学校定員2/1出願者2/1倍率昨年度倍率
西湘3083741.211.15
大磯2783071.101.14
伊志田2682901.081.15

似たような偏差値の3校ですが、相変わらず西湘の人気が頭1つ抜けています。意外だったのが伊志田で、暫定倍率で1.33倍と思わぬ人気に見えてしまったので、敬遠されたのでしょうか。

さすがに伊志田がこのまま1.1倍を切ってくるとは思えませんので、若干の流入は考えられそうです。特に西湘でボーダー上の受検生なら伊志田が何とか合格圏内に滑り込んでくるので、スライドする余地はあるでしょう。

大磯は大きな変化は無いと思われます。これ以上減ることはないでしょうから、これまた西湘からの変更は考えられます。

普通科高校

学校定員2/1出願者2/1倍率昨年度倍率
足柄2372150.900.87
茅ヶ崎2783191.151.01
秦野曽屋2382270.950.83
山北1971720.870.98
小田原東117990.630.63

ここ最近倍率の落ち着いている茅ヶ崎は、今年も一定の人気を集めました。さて、問題は他の高校ですが、予想通り軒並み定員割れを起こしてしまいました。

受検生はさぞ喜んでいることでしょうが、定員割れは受検生に大きなリスクがありますので、実は誰よりもラストスパートを徹底してやらなければいけないのです。詳しくは誰かがブログに書いてくれるでしょう。

定員の割れ方がかなり大きいため、他の学校から流れてきても定員を超えるのは難しそうな状況です。

定員割れ=原則全員合格です。学校の先生や塾の先生の中には、得点によっては落とされるかもしれないと脅しをかける先生もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも学力検査の結果で落とされるようなことはありません。

こういった場合、受かるのがゴールと考えている人と、高校に入ってからが本番と考えている人の差が極端に開きますので、繰り返しますが徹底して最後の最後まで勉強をすることをお勧めします。

専門科

学校定員2/1出願者2/1倍率昨年度倍率
小田原東ビジネス1171010.860.93
秦野総合総合1982261.140.84
小田原城北機械77480.621.00
建設38170.451.08
電気77490.640.65
デザイン38190.501.00
吉田島都市農業38401.050.82
食品加工38340.891.05
環境緑地38150.390.85
生活科学38360.951.26

全体的に定員ギリギリか、定員割れの学校がほとんどです。おそらく倍率をそれほど気にしている受検生も少ないのではないでしょうか。

ただし、秦野総合は受検生にとってもサプライズだったのはないでしょうか。かなりの動きが予想されます。小田原の受検生は小田原東に鞍替えする流れがありそうですね。

包み隠さず本音で書いてしまうと、このレベル帯の学校を受検する子の中には、ほとんどまともに入試の対策をしていない層が一定数います。したがって、真剣に過去問演習をしていたり、塾で入試の対策をしているならば、合格点を下回ることはほとんどないでしょう。

いずれにしても、最後まで気を抜かず、演習を続けるべきでしょうね。

まとめ

この倍率を元に志願変更を考える人もいるでしょう。最後まで目標の志望校を貫くことも立派だと思いますが、志願変更をしても、それは自分の実力を客観視して下した英断です。

そして、いざ志望校を確定させたら、もう倍率を考えても合格に近づくことはありません。みなさんを合格に近づけるのは、唯一勉強のみ。

志願変更後の倍率について、少なくとも僕はブログを書くつもりはありません。志望校が決まれば倍率は何の意味もなさないからです。

目指すは合格者平均点。これがクリアできれば確実に合格します。そして、高校に入る段階の学力も問題ありません。

残り2週間、全力で駆け抜けましょう。

この記事を書いた人

富田 靖之
富田 靖之螢田教室・板橋教室責任者
指導歴20年の理系担当講師。
Twitter始めました。ブログは長文、それ以外はTwitterで情報を発信していきますので、よろしくお願いします。