週が明けたらいよいよ公立高校入試です。

入試を乗りこえるのに最も大事なのは「普段通りの力をだすこと」です。
そのためには普段通りのメンタルでテストを迎えるのが一番。

ということで思いつく限りのメンタルコントロールを挙げていきましょう。

入試前

テスト当日は緊張して当たり前

緊張して結果が出せなかったらどうしようという人は多いでしょう。
しかし、テスト当日は緊張して当たり前です。
特に「合格したい」「絶対にその学校に入りたい」と入念に準備してきた人ほどその緊張具合は高まるはずです。
むしろ緊張していることに安心するくらいでいいでしょう。
それだけ入念に準備できた証拠とも言えます。

今まで解いてきた問題や残した記録を見直す

直前になってまで新しい問題に取り組む必要はありません
これまでに思う存分問題を解いてきたなら、その内容を一通り振り返っておく方が得られるものがたくさんあります。

スポーツだって同じでしょう?
これまで練習したことのない新しい作戦やフォームを前日になって試したところで本番ではうまく使えるはずがありません。

また勉強の記録をしていた人はぜひこの機会に見直しましょう。
過去の自分が誠実に、正確に記録していたならこれほど心強い味方はありません。
「ずいぶんたくさん勉強したな。」
「あぁそうだ。こんな所につまづいていたな。」
「これはどこがポイントだったけ…そうだこうやるんだった。」
そうやって自分の成長してきた軌跡をたどることで安心できるのはもちろん、自分の弱点を最後まで追い詰めるのに役立ちます。
実体験で言えばこれが一番自分自身を落ち着かせてくれた気がします。

入試当日

周りも等しく緊張している

入試当日はそれまでとは比べものにならないくらい緊張してしまうと思います。
そしてそんなときは視野が狭まりがちです。
もしかしてこんなに緊張しているのは自分だけか」と思い込んでしまうこともしばしばです。

ですが、そんなことはありません。
周りの子だってあなたと同じように緊張しています。

ときどき「おれ緊張してない」アピールを入試会場でするひとがいます。
「全然緊張してないわ!緊張しなさすぎて逆にやばいわ!」みたいに。

あきらかにその人は緊張してます。
緊張しすぎて普段ならやらないようのことをやりだしてるんです。
そういうひとを見つけたらラッキーです。
「あ、自分より緊張している人がいる」
そう思うことでいくらか落ち着きが取り戻せるでしょう。

テストが始まったら問題を一通り見る

試験開始の合図を待つ瞬間。
ピンと張り詰めたあの空気感はとても緊張を誘います。(僕は好きですが)
「やらなきゃ、いい点取らなきゃ」と息巻いて集中を高めるのも大事ですが、いざ合図がかけられたらまずは問題全体を見ておきましょう

いままでの過去問にはなかったような新傾向の問題があるかもしれません。
それを知ってて解くのと、そうでないのとは大きな差が生まれます。

あらかじめ転ぶと分かってて転ぶのと無意識で転ぶのではケガの度合いが違います。
要は心の準備が出来ていれば、後回しにすることも最悪捨てることもできますよね。

良くも悪くも入試は点取り合戦です。
解けるところを確実に点にするのが合格への最短ルート。

同じ点をとるなら難しい・新しい問題に10分かけるより、その時間を有効に使って確実に取れるところを選択するほうが賢い判断です。

まして新傾向の問題は大半の中学生が得点できません。
過去の正解率を見ても、それまでの傾向からガラッと変わった問題は他と比べて低い正答率になります。
柔軟に対応出来るのは極一部だけなのです。

テストを終えたら問題を見ない

テスト終えた瞬間に友だちの方に駆け寄って、「どうだった?」「この問題どれ選んだ?」と聞く人がいます。
気持ちはものすごく分かりますが、1ミリも得しないのでやめましょう。

だってそうですよね。
合格に関わるのは次の教科の得点であって、すでに終わった問題の考察をしても次の教科は1点も伸びはしないのです。

それよりも次の科目の準備をする方が有意義です。

あるいは上に出てきた「おれ緊張してないマン」みたいに、今度は「テスト超簡単だったマン」がでてくる可能性があります。
「簡単だったわ~!オレ超出来たわ!」みたいに。

その目的は謎です。
なのでもし見かけたら無視しましょう。

もし緊張してないマンと同一人物だったら、あいつまだ緊張してんのかと温かい目で見てあげましょう。

もしモチベーションが低下したら

万が一、億が一、テスト中にモチベーションが下がるようなことがあった場合は、家に帰ったら何をしようか考えてみましょう。
もちろん面接試験が続くのであまり油断はできませんが、それでも筆記試験とくらべれば気持ちに余裕はあるはずです。

それまで我慢してきたことを一気に開放する。
その気持ちよさや楽しさといったら筆舌に尽くせません。

でも中途半端な気持ちでテストを終えたら、その楽しみも半減しちゃいますよね。
だったら最後までやりきろうとモチベーションが回復するはずです。
事実、僕は長時間のテストでやる気より帰りたい、早く終われという気持ちが強くなったときはそうやってモチベーションを回復していきました。

最後に

繰り返しになりますが、入試で最も重要なのは良くも悪くも点を取ることです。
いかに難しい問題が解けたとしても、得点が他の人を上回らなければ合格はできません。
そういうルールの中で試験を受けていることを思い出して、できるだけ冷静に自分に出来ることをテストにぶつけて帰ってきて下さい。

入試を受ける皆さんが望んでいる最高の結果を残せるよう応援しています。
頑張って!

この記事を書いた人

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陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。