私の記憶がたしかならば、去年の冬に某ドラッグストアで500円程度で50枚入りのマスクを購入していたと思います。

今、いくらで売っているかご存じですか?50枚入り2500円程度ですよ!5倍もちがうの???

いったいなぜこんなことが起こるのでしょうか?

そこに深く関わってくるのが今日の「需要」と「供給」についてのお話です。

買おうとする量と売ろうとする量

需要(じゅよう)…商品を買おうとする量

供給(きょうきゅう)…商品を売ろうとする量

「需要」とは消費者が商品を買おうとする量のことです。人気商品などみんなが欲しいものは「需要がある」などと言い、一方、見向きもされないものは「需要がない」などと言います。使ってこそ言葉は身に付きますから、早速使ってみて下さい。

対して「供給」は生産者が商品を売ろうとする量です。作っている人たちはボランティア(無償)でものを渡しているのではなく、「もうけ」を得るために生産活動を行っています。このもうけのことを「利潤」と言います。できるだけたくさん売って、利潤をたくさん得たいと思うのがふつうですね。

「需要」が高まるとき

次にいつ需要が高まるかということについて考えてみましょう。

みなさんは同じ商品がA店では3000円、B店では2000円で売っていたとしたら、どちらのお店で購入しますか?

聞くまでもなくBのお店ですよね。これはきわめて当たり前のことなのですが、買う側は安い方がありがたいのです

つまり「安い!」と感じたときに需要は高まるのです。

次に需要が高まるもう一つのパターンを考えてみましょう。

新型コロナウイルスの大流行によって、多くの人がマスクを必要としましたね。
そのように何かの拍子に急に必要に迫られたとき、需要は高まるのです。

「需要」が高まるとどうなるか

では、需要が高まるとどういう変化が起こるか。今回のマスクのことを思い浮かべれば簡単です。

そう、マスクが足りなくなるのです
供給する側が同じ量を作ってるとすると、買う人が増えるわけですから単純に商品が不足し始めるのです。

そのうち簡単には手に入らなくなる。そうなると人は並んででも何とか手に入れようとし始める。

それがあるラインを越えると価格に変化が起こります。

さて問題。商品が不足するとその商品の価格はどうなりますか?

そうですね、上がりますよね。

上がり続けるとどうなるか?ある程度までなら消費者も仕方なくお金を出すかもしれませんが、行き過ぎると買いたくても買えなくなってしまいます。

また、売る側も商品が足りない状態をなんとかしようと供給を増やして、いつもよりも多く商品を作るようになります。

そういう状態がしばらく続くと商品に変化が起こります。

そうです。商品が十分行き渡り、余り始めるのです。

余りに余って売れ残ってしまうと商品の価格に変化が起こります。

価格が下がり始めるのです。作る側も売れ残るくらいならば安くても売れた方がいいですよね。

価格が下がり始めるとまた需要が高まり、商品が買われていきます。

このように需要と供給はそれぞれがバランスを保ちながら、適正な価格に落ち着いていくのがふつなのです。

ところが今回のように需要が急激に高まった場合、供給がまったく追いつかず極度の品不足に陥ったため、価格が上昇していきました。日本のみならず全世界でマスク不足に陥りましたからね。

まとめます

ここにきてようやくマスクが出回り始めました。ツイッター上ではマスク値崩れなどのハッシュタグが飛び出し始めました。

え?こんなところで売っているの?と酒屋さんや洋品店などでもマスクを売っているのを見かけました。

あくまで私個人の見解ですが、たぶんコレ余りますね、そして値下がりしそうな予感です。
マスクが値下がりしたタイミングで今後を見据えて購入しようかなと思います。

手作りマスクでおしゃれを楽しむ人も現れたりで、使い捨ての時代に一石投じる形になったのはけがの功名でしょうか。どうか終息に向かって、まっすぐ進んでいってほしいものです。

この記事を書いた人

加藤 正和
加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。