ウチの塾では50点満点のテストで40点以上の生徒は張り出しされてその頑張りを讃えています。

目標点を超えるのってなかなか大変なことだと思いますが、皆さんは目標を超えるためにどういう意識で取り組んでいますか?

今日は勉強そのものというよりも「目標をクリアするために必要な心がけ」みたいなことをお話ししたいと思います。

壁を超えたいならば空を見ろ

私が生徒達にいつも言っているのは「40点を超えたければ45点を、できるならば50点満点をめざす勉強をしなさい。」と言っています。

「目標を高く設定する」と思う人もいるかもしれませんがそうではありません。「目標を通過点にする」という表現が私の考えに一番合っているかもしれません。

40点を目標にしている生徒は40点をとるための勉強をします。10点分間違えていいのだから完璧を目指すのではなく、だいたい解ければ40点はいくだろうという算段です。やり残しの問題が生まれる。細かい文字の説明までチェックしきれなくなる。「このくらいやっていれば40点とれるだろう」という甘い考えで勉強をした結果はどうなるか?ほとんどの場合、40点は超えません。

目標点を超えるためには「目標点以上の点数を上限に見据えた勉強をすること」が大切です。

本番で練習通りの実力を発揮できる人は決して多くありません。むしろ低く見積もっておくほうが安全です。

ですから、練習段階では目標点以上の取り組みをして備えておくことが重要なのです。
決して油断せず問題集を隅から隅まで解き、できなかった問題はできるまでくり返し、先生が言った言葉を書き起こし、どうしても覚えきれないものを壁に張り出す。

目標点をクリアしたいと思っているならば、そういった意識のもとで今までよりも行動の数を増やしてみて下さい

越えたい壁がそこにあるのならば壁の先端を意識するのではなくその上、空をめがけて飛ぶことを意識するのです。

なにもこれは勉強に特筆するものではありません。物事すべてに通ずると私は思います。

目標だったものがいつしか通過点となり、さらなる高い目標を作ってそこを目指していく。
そうして自身を高めていくことで今まで見えなかった景色が見えてくることでしょう。

はじめは時間も労力も増えてきついと思うかもしれませんが、それでも継続しましょう。一歩ずつでも前進していれば結果は変わります。

次の定期テストがすぐそこです。生徒諸君の健闘を祈ります。

この記事を書いた人

加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。