強制力のない時間をこれ以上ムダにしないために

時間はこれでもかというほどあるのに、それを勉強に費やせない中学生。
時間があるなら「英語のノート作り」を終わらせてしまえ!

ここで私の言う「英語のノート作り」というのはノート左半分に英文を書き、ノート右半分にそれに対応した日本語が書いてある昔からよくあるノートのことです。

強制力の働かない環境下での学習はたかがしれています。悪いことは言わない、英語のノートをせっせと作りなさい。日本語訳はあとででも構いません。まずは英文をとにかく書き終えてしまうだけでもOK。これならばどんなに英語が苦手な子でもできるでしょう。単なる作業ですから。

「英語のノート作り」をおすすめする理由は次の三つ。

将来的に必要性がある

一つ目の理由は「この先絶対に使う、もしくは絶対に提出を要求される」から。
たいがいの中学校は英語のノート作りを生徒たちに課して、授業内で使用します。そして定期テストの際にノート提出を要求します。

中学2年生、3年生なら去年までの経験でそのことを理解しているはず。どうせ提出しなければいけないものなんだから、さっさと片付けてしまいなさい。単純な話です。

なんならせっかく時間があるのだから、「あなただれですか?」ってなくらいに別人レベルのクオリティでノートをじっくり完成させていってはどうでしょうか?

きれいな字でなくてもいい、ただし丁寧な文字で書くこと
気持ちのこもった文字は読み手に伝わります!
びっくりするくらい丁寧に作り込んだって余裕で終わるほど、今は時間があるはずです。

ゴールがある

いつまでやるの?どこまでやるの?このように目標がきちんと定まらない学習は得てして効果が上がりません。
その点、英語のノート作りにはきちんとゴールが用意されています。教科書の最後まで行けばいいだけですから。ゴールまであと少しとわかったらがんばれたりすることってありますよね。そういう

一冊まるまるは多いと思うかもしれませんが、いうても100ページちょいです。しかも全ページ書くわけではなく、各章の本文だけですから実際はそこまでの分量ではないでしょう。

彼らがいま持っている時間で十分終わる量だと思います。適量、適量!

やった感がある

ひと目でどれだけやってきたかというのがわかることは時として重要です。
ノート作りはしっかりとやったことが形として残るので、子供側はある種の達成感を味わうことができるのです。

また、親側もどこまで頑張ったのかがノートを見れば一目瞭然となるので管理しやすいという点も大きいでしょう。分量と文字の丁寧さで簡単に学習内容が確認できますしね。

まとめます

いかがでしょうか。教科書とノートがあれば今すぐできます。
ちなみに私の担当する教室の中学校ではものの見事にノート作りが休校中の課題として書いてありました。
先生分かっていますね。有り余るほどの時間をどんな学力の子もムダにしないいい方法だと思います。

上位校を目指しているのであれば、チャレンジできるのならば日本語訳も辞書を片手に挑戦してみるのもいいと思います。

勉強にフライングなんかありません!まだスタートしていないうちにゴールしてしまう異次元な感覚。あなたも味わってみませんか?

負荷が軽い学習とは言え、未来の自分がきっとあなたを感謝することでしょう。
それでは中学生諸君、有意義に時間を使ってくれたまえ。

この記事を書いた人

加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。