新学期が始まり、あっというまに1ヶ月が終わろうとしています。
ウチの中学1年生、奮闘しております。
まだまだ小学校の気分が抜けないかなと心配していましたが、徐々に中学生の雰囲気を出しつつあります。

ここから勉強のしかた、仕上げ方、ばっちり教え込んでいくので覚悟しておいてくださいね。

ウチの中1生は小学校の頃から通っていた生えぬきの生徒とこの春から新しく入ったフレッシュな生徒とに分かれていますが、生えぬきの子の方がやはり土台が安定しています

まあそれもそのはず。それこそ小学校の頃から塾へ通っていた意味ってわけですから。

もともと基礎学力の備わっている子はより強力な基礎学力が身につき、勉強が苦手だった子は「にがて」の三文字がいつのまに消えるくらいまで成長するといった具合に、どんな子もなんらか結果を出してくれている小学生です。

ウチの塾の小学部のコンセプトを改めてお伝えすると、ずばり
公立中学校へ行く子の基礎力をおもいっきり強固なものにする
です。

昔に比べて公立高校の入試問題がめちゃくちゃ難しくなっているのを小学生のお父さんお母さんはどのくらいご存知なんでしょうか?

特に神奈川県は全国一とも言われているほどのボリュームと難易度で、苦戦必至です。

中学受験する小学生だけが塾に行く時代ではなくなったと早めに察知したご家庭は公立中学へ行くのに塾へ行っています

読解が苦手、計算が苦手、応用問題が苦手、といったネガティブな動機から入られる人よりは、早めに安定した基礎学力を身につけたいというポジティブな理由の方が増えてきました。

正解です。勉強なんてなんとなくやっていればできるでしょ?そう思う方はお子さんの教科書をご覧ください。
小学生の教科書問題ですら思考力を問う難しい問題がならんでいますよー。

国語は語彙力・読解力をゴリゴリと

国語の指導は、漢字テスト10問から毎回スタートします。書き取りと意味調べを事前に宿題で仕上げてあります。
ウチの塾の漢字テストはただの書き取りではありません。テストに出てきた10個の漢字を使って50字程度の短文を作り上げてゴールインとなります。意味調べをしてもらうのはそのためです。

自分で使ってこそはじめて言葉を身につけると呼べますから。

はじめは20分以上短文づくりに使っていた子でも今ではほんの数分で仕上げるレベルにまで達しています。
文字で表現するというアウトプットに慣れていないだけで、ほとんどの子は回数を重ねていくうちに、文を書く恐怖から解放されて自分の力で書きはじめていきます。
中には我々指導者を笑わせようとユーモアに富んだ短文まで出てきますし、こちらもその発想はなかったよと思わせる描写や表現を使ってくる子もいます。

機会があれば今度特集したいなと思います。

漢字テストのあとは読解問題です。一つの文章を①内容理解の穴埋め、②実戦的な読解問題と2段階で読解していくスタイルです。対象学年よりやや難しめの文章ではありますが、子どもの適応力は大人のそれとはわけが違います。やはい短文同様、経験を積むうちに適応していきます。

実戦問題の方では「なぜそれが答えになるのか?」という根拠の部分を重視します。証拠をあげて理由を説明する練習も将来を見越しての指導です。

もちろん扱った文章に知らない語があれば積極的に調べます。

ウチの塾は紙の国語辞典とアレクサを常設していますので、「アレクサ、〇〇ってどういう意味?」なんてみんな楽しく調べています。

国語が心配な子にうってつけの指導内容です。興味のある方はぜひ一度体験してみて下さい。

この記事を書いた人

加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。