コロナ休校も2ヵ月におよびゴールデンウィーク明けからの学校再開もどうやらなさそうな気配です。

いつから学校が再開するのか、夏休みや冬休みはどうなるのか。

高校入試日程は2/15(月)にいったん決まったようですが、その出題範囲はどうなるのか。
「学習していない範囲からの出題はない」とのことですが、ではそもそもその学習範囲はどうやってそろえるのか。
そして出題範囲は公表されるのか、されないのか。

先の見えない状況にモヤモヤさせられる日々ですね。

しかし、だからこそ。

起きうる事態を考え、各々が備えておくことが大事じゃないでしょうか。
起きてもらっては困る最悪の事態を想定して、その中でどう動くか。
そのためには普段から何をしておくべきか。

そういう機会を与えられている、ととらえることもできます。

ピンチはチャンス
この一言で片づけるのは現状に対してあまりにお気楽かもしれません。

ただ、そうした災難を突破していくことは間違いなく貴重な財産として残ります。

「あのときはとんでもなくしんどかった。でも乗り越えられた。」
といった具合に。ありきたりですが。

さてさてそんな重苦しい話から入りましたが、結局のところ塾生の皆さんにできる第一の備えは勉強なわけです。

3月の休校からスタートした自習室開放。そこを経てのオンライン自習室、授業の映像配信、チェックテスト。

状況に合わせ目まぐるしく変化してきたわけですが、それにも関わらず、大きな乱れもなく適応してくれています。すばらしい対応力です。ただただ感動。

だからこそ、この逆境をしのぐだけで終わってほしくはないのです。
与えられた課題を終えるだけにとどまってほしくないのです。

チェックテストを活かせ

勉強って実はとても個人的な取り組みです。
「問題を解く」ってだけでも人によってその方法、回数、やりこみ具合が違います。
一回解いて終わってしまう人もいれば、自力でできるまでしつこく繰り返す人もいる。
で、その取り組みは客観的に(他人の視点から)評価しないとただの自己満足で終わります。

部活や運動でたとえるなら普段の練習が「勉強」。
練習試合が「チェックテスト」です。

普段、夢中になって練習をします。
それを練習試合で発揮します。

当然うまくいかないことが次々とおこります。
ここが結果を残せるかどうかのターニングポイント

うまくいかなかった結果をうけて、「無駄な努力をした」とそれまでの取り組みを無にしてしまうか。
うまくいかなかった結果をうけて、「自分の取り組みをどうかえるべきか」と反省して、改善して次に実行するか。

結果を残せるのはいうまでもなく後者です。

チェックテストをうける。
満点じゃなかった、悔しい。
全然点数がとれなかったやばい。

で終わらずに何か一つ変えてみる。食らいつく。
どうしたら点が取れるか考えて、変えてみる。

たとえばプリントを見ずに解けるか試したり。
解く回数を増やしたり。

そうやって週に一回のチェックテストを攻略してほしいのです。
なんならゲーム感覚でかまいません。

映像授業を見ながら、あるいは問題を解きながらどこをテストで出してくるか予想するのもいいでしょう。

「やたらと念入りに解説しているな、ここは出るぞ。」
とか
「なんだこの問題、めんどくさいな~、ここは出るぞ。」
とか

問題を出す側の心理を読むゲームをしても面白いでしょう。

学校が再開しても引き続き使えるスキルです。

何のために今勉強するのか

さて休みが2ヵ月以上続くと何のために勉強しているのか、と疑問に思う人も多いはずです。

それに対して少なくともいえるのは

1 学校はいつか必ず再開するという点。
2 そこに向けて貯金を作っている人ほど有利という点。
3 一度失った習慣は取り返すのが難しいという点。

なんとも後ろ向きな理由ではあります。
が、勉強する動機としては確かです。

そうでなくても強制される時間が少ない分、自分を見つめる機会も多くなります。
自分自身にミッションを課して、成長するチャンスととらえてみてはどうでしょうか。

この記事を書いた人

陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。