どうも、季節外れの風邪を引いてしまいました加藤です。
ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ありません。気合いで直します。はい、ブログ書きます。

熱にうなされたせいか、気づくと「自分が親だったら、子供にどう勉強させるだろう?」なんておかしな妄想を始めている自分がいました。この時期の風邪はなんでしょう、妙にイマジネーションをかき立ててくれますね。

いい機会なので今日は「塾に行かずともこうやれば英語で高得点を狙えるよ」という私の妄想にお付き合い頂きたいと思います。

妄想始めます。えー、親である私は英語に関しては何も教えない、というか英語できないという設定で。そうだなあ、横浜の小さな店舗で昼間はカレー屋(700円ランチ)、夜は日本酒バーを営んでいるごくごく普通の自営業という設定がいいな(笑)。BGMは、、、そうだなあ、やっぱりみゆき様かな(笑)。好きなものだけに囲まれて生きている。よしそれでいこう。はい、かなり熱にうなされています。

はじめに

前回のブログ塾講師直伝「中学1年生よ、コレが正しい丸つけだ」でもお話ししましたが、勉強の基本サイクルは理解→定着→強化です。どれか一つが欠けても不十分であることを念頭において下さいね。

理解:もちろん学校の授業

塾に行っていませんので先取り学習は不可能です。予習は必要ありません。事前にやっておくようにと言われたことだけしてください。
まずは学校の授業をきちんと受けましょう。

たいていの先生は「授業プリント」を使って文法事項を解説し、「ノート」に本文を書かせて本文解説をする授業スタイルです。
ふつうに受けていれば理解できるように構成されています。先生の指示にしたがって授業に積極的に参加しましょう。

英語ならではの話をすると、英語というは「読める→訳せる→書ける」の順で身につけていくのが重要です。塾に行っていないのであれば、英語を身につけるための入口である「何と発音するのか」という部分は、どうしても学校の先生に頼らざるを得ません。ですから、発音練習などのコーナーになったら積極的に参加しましょう。リピートをしない授業の場合でも、小声でひっそりとつぶやいてみましょう。はずかしがるのが一番のダメダメ行為です。

ここで授業の受ける際のポイントをいくつか挙げておきます。

1 メモをとる

この時のとっておきポイントは「先生が黒板に書かなかったこともメモする」ことです。先生は、大事なことをすべて黒板に書いてくれるわけではありません。そういった情報を聞き漏らさないようとにかく先生の話をよく聞くことです。そういうところから定期テストを出題する先生がいることも事実です。たいていの子は書きません、差がつきますよ!

2 仕分けする

授業内にすませて置いた方がよいのが「仕分け作業」です。何を仕分けるかというと授業中に「理解できたもの」と「理解できなかったもの」をです。スッキリと理解できたものと、モヤモヤしていてよくわからなかったものを分けましょう。

3 質問する

理解できなかったものは必ず質問しましょう。塾行っていない以上、英語を教えてくれるのは学校の先生しかいません。授業終わりでも職員室でも積極的に聞きに行くのです。ひとつでもその日のうちにモヤモヤを消し去ることをめざしましょう。

定着 家庭での「復習」

塾に通っていない子にとって最重要となる作業です。授業のあった日の晩に勝負をかけましょう。その日に勉強したことが本当にきちんと理解できたかどうか、家庭で必ず見直してみましょう。勉強道具を学校に置いてくるというのはお話になりません。

効率のよい復習方法(レベル別)

復習作業をレベル別にしてみました。
レベル1 プリントやノートを見返して、重要な部分にもう一度マークする
レベル2 プリントやノートをもう一度書き写す
レベル3 プリントやノートを元に、一問一答などの問題を作る

レベルが上がれば上がるほど時間がかかりますが、効果も上がります。
レベル2の作業をするならば、大事な部分は「オレンジ色のボールペン」で書きましょう。赤シートを使えばオレンジの部分が消え、問題集に早変わりします。どうせ時間を使うならばあとで自分が楽になるようにひと工夫することです。

レベル3は要領のいい子向けです。「重要なところ」「自分のできないところ」をきちんと把握している子は時間短縮にもなるので、必要なところだけを問題形式で書き残しておくと良いでしょう。

ノートを半分に折って左半分に問題、右半分に答えを書いていきましょう。

電子辞書で発音チェック

家庭にあると便利なのは「電子辞書」です。英単語を発音してくれるものが望ましいです。まあ今のご時世ほとんど音声機能がついていますよね。もしも読み方が分からないものがあるならば積極的に利用しましょう。聞いた後に自分の口で言ってみることを忘れないように。

学校のワークで確認

もしも学校でワークが配られているようならば、定着しているかを確認するために学習した単元を解いてみましょう。本当に覚えられているかどうかというのは問題を解けば、見えてきます。ほとんどの学校が定期テスト当日に提出しますので、期日に追われることなく完成させることができますね。

教科書の暗記

余力がある子は教科書のすみからすみまで覚えてしまいましょう。
本文ノートをがある場合は、
1 英語を見て日本語を「言う」
2 日本語を見て英語を「書く」
この作業を繰り返しましょう。とくに2の和文英訳という作業はかなりハードですが力がつくこと間違いナシです。

定着の作業は「毎日」やるのがベストです。日によって時間が長かったり短かったりしても構いません。
テスト2週間前くらいまでにはひととおり覚え終わっている状態をめざしましょう。

強化 問題を解く、そして解き直す

定期テストが近づいてきたら、問題を解いて記憶の強化と応用力の育成をしていきましょう。
問題は
1 市販の問題集
2 復習のときに作成した自作の問題またはノート
3 学校のワークシート(テスト直前に配られるカラーのテスト)
などを利用しましょう。

市販の問題集は、学力に合ったものを選びましょう。
英語に自信のない場合は教科書に準拠した文字の大きいものを、ある程度自信があって力をつけたいならば解説が充実した標準的な問題集を選ぶと良いでしょう。

問題集は繰り返してなんぼです。解き直しをしてできない問題を減らしていく作業にこそうまみがあります。

そんなこんなでテストに向けて勉強をしていくと1週間ほど前に英語はすることがなくなります。
テスト直前まで英語を覚え続けているようではもうテストの結果は見えています。

英語はとにかく早め早めに仕上げることです。
1週間前からは理科や社会、技能科目などの暗記中心の科目に時間を割けるのが理想的ですね。

まとめます

いかがでしたか。その気になれば塾に行かなくたって英語で高得点をとることは十分に可能だということがお分かりいただけましたか。
ただですね、よくよく考えたら、今回話したことって塾に行っている子でもできますよね。いやむしろ、塾に行っている子がこれできたら最強じゃあないですか!

塾に行っている子にありがちなのが、「塾に行っているから学校の授業は聞かなくても平気」と勘違いするパターンです。
はっきり言って、これ最悪です。間違いなく伸びません。そのうち塾の授業も聞かなくなります。油断というのは、それほど恐ろしいものなのですが子どもは全く気づきません。

ですから、塾に行かせている親御さんはお子さんがこういった勘違いをしていないか、気を付けて見ていてほしいと思います。

熱を込めて書いたせいで、体温が下がった気がします(笑)。これからは高熱でうなされたときはブログを書くようにします。
みなさんは大型連休を目前にどうか体調など崩されませんように。

さらば平成、よろしく令和!

この記事を書いた人

加藤 正和
足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人

・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。

ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。

めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。